ゲームの音響も進化！“Dorby”サウンドがTGSを席巻

　まず“ドルビー”5.1chを前面に押し出しているマイクロソフトでは，ほとんどのタイトルの試遊台でパイオニアのデジタル・コードレス・サラウンド・ヘッドホンを装備。1タイトルに2〜3台の高い割合でヘッドホンが置かれている。

　ちなみに，会場に置かれているのはもちろんXbox専用の「SE-XB1」。Xbox専用のチューニングが施されているだけに，その音響の味わいもより素晴らしいモノになっている。Xboxタイトルが置かれているコーエー（紅の海 Crimson Sea），アトラス（真・女神転生NINE）もこの「SE-XB1」で体験できるだけに，ぜひチェックしておこう。

　また，今回のTGSでは，PS2タイトルでもドルビーサラウンドを体感できるブースが目立った。

　まずエニックスブースでは，既報の通りブース内で「スターオーシャン3 Till the End of Time」をドルビーサラウンドプロロジックIIで体験できる巨大な劇場を設置！ 同作品で描かれている壮大なSF感を映画なみの音響で楽しめるチャンスだけに，ブース内は常に人の波で埋まっていた。

　またドルビープロロジックIIインタラクティブ5チャンネルを採用したスクウェアの「アンミリテッド：サガ」，5チャンネルドルビープロロジックII音声を採用したサミーの「彼岸花」も，パイオニアの「SE-DIR1000C」で体験可能。さらにカプコンのGC「バイオハザード0」の試遊台にも，同ヘッドホンでサラウンド音声を体験できる台が用意されているのだ。

　2Dから3Dへと劇的に進化を遂げたグラフィックとともに，音響でも立体化への進化の波が押し寄せているようだ。