NINEの魅力は？ 岡田氏自ら真・女神転生NINEをPR

　Xboxで「真・女神転生NINE」，PS2で「真・女神転生III −NOCTURNE」と，看板タイトル「真・女神転生」新作の発売が連続で控えるアトラスは，TGSでもメガテンの話題で満載だった！

　まず14時からは，アトラス・岡田氏によって「真・女神転生NINE」がお披露目！ ファミ通Xboxの相沢氏をナビゲート役に迎え，岡田氏が「今までの真・女神転生を踏襲しつつ，新たな新作というつもりで作っている」というこの「NINE」についてトークが繰り広げられたぞ。

　岡田氏いわく「相当な挑戦をした」という「真・女神転生NINE」。その“挑戦”の最たるものが「NINE」の戦闘方式“RTS”部分だ。ちなみに「NINE」のRTS戦闘は，マップの中にある陣地を数個のパーティで攻略，最終的にマップにあるボスの陣地を落とす方式で進んでいくことになる。

　戦闘時にプレイヤーがパーティに出せる指示は，「進行方向の指示」「陣地の守備」など。パーティが各陣地で敵と遭遇した場合は，基本的にオートで戦闘が進んでいく。

　会場では，実際にプレイしている画面を見ながら岡田氏がこの戦闘画面を解説。RTSに慣れていない人のために，「それぞれ各行動を起こすときに，どうすれば行動を起こせるかを教えてくれる機能もちゃんと付けている」（岡田氏）というぞ。

　またオートで進むパーティの戦闘は，「見ているだけでも進むけど，劣性になったら普通の戦闘のように指示を出すこともできる」（岡田氏）そう。ただ戦闘を見ているだけで，気が付いたら敗北していた……なんて心配はしなくて済みそう。「遊べば遊ぶほど楽しめるゲームになっているので，まずはやってみて欲しい」（岡田氏）と，その面白さをPRしていたのだ。

　そして「NINE」でもう一つのキーファクターとなっているのは，5.1chのドルビーサラウンド。「グラフィックの進化と同じようにサウンドの進化も欠かせない」という考えのもと，「プレイヤーの空間を演出する」ことをテーマに作り込まれたサウンドは，BGMからちょっとした音までをすべて5.1chに取り込むという力の入れよう。会場でも，5.1chを疑似体験できるヘッドフォンの試遊台が用意されているので，ぜひその完成度を体験したい。

　このほか「NINEならではものを開発中」というオンライン版については，「現在頑張って制作しています！」という言葉も岡田氏から聴くことができた。スタンドアローン版からのデータの継承，といったコトも計画されているとのことなので，まずはスタンドアローン版で「NINE」を楽しみたいね。