岡田＆金子氏が「新・女神転生III」の魅力を語る

　Xbox「真・女神転生NINE」の話題で盛り上がったアトラスブースは，16時からもPS2「真・女神転生III −NOCTURNE」でも大盛況！

「真・女神転生III −NOCTURNE スペシャル・トークショウ」と題されたこのステージでは，メガテン・プロデューサーと悪魔絵師・金子一馬氏が登場！ 集まった大勢のファンの前で，「真・女神転生」シリーズの正統な後継タイトルとして注目される「III」の魅力をここに披露してくれたぞ！

　まず「III」のテーマとなるのは，ズバリ「破壊からの創造」（岡田氏）。“東京受胎”に巻き込まれ，ボルテクス界に変貌してしまった東京が舞台だ。そして主人公となる少年は，このボルテクス界で“悪魔”として生きていくことになる。

「III」では従来の仲魔・悪魔合体のシステムはそのまま継承。その代わり，「複雑になってしまった体系を今回はシンプルに，そして奥深くなるように」（岡田氏）変更されているというぞ。

　またダンジョンでの視点も「ダンジョンをただの通路，としてだけではなく，なぜその場面があるのか？ということも含めて表現したい」（岡田氏）との想いから，今までの一人称視点から三人称視点に変更。ステージよっては真上からの視点になるなど，随所に変更が加えられているのだ。

　そして「III」でもう1つの見どころとなっているのは，悪魔絵師・金子一馬氏の画が3Dで楽しめる（！）ということ！ 「リアルではなく，金子の原画をいかに表現するか？をテーマに独自のシェーディングを編み出した」というほど力が入った3D画面は，ほとんど違和感を感じることのないほどの出来。

　また画面で動く悪魔の姿も必見！ 金子氏いわく，「スタッフの力でここまで再現することができました。“やっぱりこういう動きか！”とか，“この悪魔がこんな動きを!?”とか，見ているだけでもかなり楽しいですよ（笑）」ということなので，シリーズユーザーは楽しみだね。 ちなみに気になる発売日は「年明けて，暖かくならないうちに出したいと思っています（笑）」（岡田氏）とのことだが，果たして……!?

　このほかにもアトラスブースでは，10月から放映される「Dチルドレン」のトーク＆サイン会も行われ，ファンは大満足！ PS版「if...」の発売などまさに“真・女神転生イヤー”となりそうな一年，これからが楽しみだね！