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» 2011年07月05日 09時27分 公開

何これスゴい! Kinectを使った「デジタル砂場遊び」――ほか、最新Kinect小ネタ集日々是遊戯

つい先日、マイクロソフトの公式SDK(β版)が公開されたKinect。今回はそんなKinectの最新ハックを集めてみました。

[池谷勇人,ITmedia]

まだまだ新しい活用方法はありそう

プロジェクターと併用すればこんな遊びもできちゃいます

 モーションキャプチャや空間レンダリングなど、発売以降世界中のハッカーたちの手で様々な活用方法が見いだされてきたマイクロソフトの「Kinect」。去る6月17日には公式SDK(ソフトウェア開発キット)も無料公開されており、現在ではマイクロソフトもほぼ公式に「Kinectハック」を認めた形となっています。

 そんなKinectの発売から約半年。果たして現在のKinect界隈は一体どういったことになっているのか、最新のKinectハックネタを集めてみました。


Kinectを使った「デジタル砂場遊び」ゲーム

 「Project Mimicry」と呼ばれるこのプロジェクトでは、Kinectと小型プロジェクタを使って「デジタル砂場遊び」とも呼べる新しいゲームを提案。箱の中に入った砂で山や谷を作ると、Kinectセンサーがそれを読み取り、まったく同じ3D空間がPC上に再現される仕組みで、プレイヤーはその中でボールをころがしたり、空を飛んだりして遊ぶことができます。

 また取得した3Dデータは砂場側にも投影されているため、砂を高く積み上げれば茶色い山となり、逆に掘り下げていけばそこは青い海になっていく――といった仕掛けも。開発しているのはオランダのインディーズゲームメーカーで、現在はオランダのゲームファンドの出資を受けてさらなる開発を進めているところだそうです。

Project Mimicry from Monobanda on Vimeo.


山や谷を作ると、高さに応じて砂の色が変化。このシステムで「巨人のドシン」とか遊んでみたい!

ゲーム画面のイメージ。特に決められたルールはなく、最大4人で自由に遊ぶことができます

Kinectでブロックを動かして遊ぶ「Geek Run」

 こちらは2月に海外で行われた「Lift11」という技術者向けカンファレンスに出展されたもの。Kinectと言えば「体」を使って遊ぶイメージが強いですが、こちらは赤、黄、青、緑の4色のブロックを使ってプレイするゲーム。画面内には赤いエスカレーターや黄色い板など4色に色分けされた様々なオブジェクトが存在していて、各色のブロックを動かすとそれらも連動して動く仕組み。これを使って、画面内を歩くキャラクターが転んだり、穴に落ちたりしないようにサポートしてあげるのがゲームの目的となっています。

Geek Run Trailer from Emilie tappolet on Vimeo.


Kinectで疑似3Dディスプレイを再現

 3Dディスプレイを使わずに、Kinectとヘッドトラッキング技術を使って「疑似3D」を実現してしまおう――というのがこちらの動画。以前、iPhoneのフロントカメラを使った「疑似3Dアプリ」を紹介したことがありましたが、原理はそれとほぼ同じ。Kinectセンサーを使って見ている人の「顔の位置」を判別し、それに合わせて画面内の映像を変化させているわけですね。動画ではヘリコプターを表示させていますが、カメラが左に回り込めばヘリの左側が、ヘリの正面に移動すれば正面がそれぞれちゃんと見えているのが分かります。


Kinectを使った視覚障害者向けナビ

 ドイツ・コンスタンツ大学のある研究グループは、KinectセンサーとAR Toolkitを使った視覚障害者向けのナビゲーションシステムについて研究しています。現在はまだ実験段階ですが、頭部にKinectセンサーを装着して歩くことで、ドアなどに貼られたARマーカーを読み取り、目的地までの距離・方向などを音声でナビゲートしてくれるというもの。また腰に巻かれたベルト型のデバイスは、装着者と障害物との距離を検知して、近づきすぎると振動して知らせてくれるようです。


「Minecraft」に“巨大自分像”を建てたい!

 最後はおなじみ「Minecraft」とKinectの合わせ技。空間レンダリング技術の応用ですが、こちらはKinectセンサーがスキャンしたデータをそのまま「Minecraft」にインポートすることで、ゲーム内に自分そっくりの巨大オブジェを建てて遊ぶことができちゃいます。動画では人間のほか、動いているネコなどもゲーム内に取り込んでいますが、このほかプラモデルや美少女フィギュアなんかをスキャンしてみても面白そう。試してみたい方はこちらのサイトからどうぞ。


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