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ステンレスボトルを持っておでかけしてみよう! フィールド編散歩するガジェット

水分補給が重要になる暑い季節になってまいりました。でも、だからといって毎日ペットボトル飲料を消費というのも、ちょっとスマートじゃないのでは。そこで、いまどきのステンレスボトルをデスクで、そしてフィールドで使ってみました。

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フィールドだけでなくオフィスでも大活躍

 今回試したのは、スポーツシーンに合わせた大容量の「ステンレスクールボトル『TUFF』」と、オフィスに違和感なく溶け込むスマートなデザインの「ステンレスマグ『TUFF』」です。中年男の筆者が持ち運ぶということで渋めのカラーをセレクトしていますが、女性向けデザインのピンク系カラーが用意されているモデルもあります。

画像 象印マホービンの「ステンレスクールボトル『TUFF』」SD-AM10。オープン価格(実売価格の目安4480円)。容量1.03リットル。スポーツ用品メーカー、ミズノとのタイアップ製品である。カラーはブラック(左)とネイビー(右)の2色。ボトル本体は二重フッ素コーティングで塩分にも強く、スポーツ飲料にも対応する。付属ポーチはしっかりとした縫製で長く付き合えそう。クール専用ボトル

画像 こちらは女の子がダンスの練習に持って行くのにも良さそうなピンクのチェック柄デザイン、「ステンレスクールボトル『TUFF』」SD-AC10-PA。希望小売価格6825円。容量1.03リットル。クール専用ボトル

画像 象印マホービンの「ステンレスマグ『TUFF』」SM-KA48。希望小売価格5460円。容量0.48リットル。容量0.36リットルのタイプ(SM-KA36)もあり。カラーは右からブラック、グレイッシュブルー、ラベンダーピンク。スマートなデザインでオフィスにもマッチする。セーフティロックもフタも片手で開けることができる。クールにもホットにも対応する

開け閉めしやすくデスクで安心

 まずは「ステンレスマグ『TUFF』」を自宅で作業しながら使ってみました。筆者は自宅が作業場につき、完全なるオフィス環境を再現というわけではありませんが、パソコンを使用しながら長時間の座り仕事をしているという点では、オフィスっぽい環境ではないでしょうか。通常、大きめのカップに飲み物を入れ飲みながら作業をしていますが、暑い日に氷を入れれば結露してダラダラと水滴がこぼれて資料が濡れるし、寒い日にはすぐ冷めてしまうし、気がつけばからっぽで頻繁に補給に行かなければならないしと、兼ねてから不満でした。

 大容量のものを! というのなら、ビールジョッキでも使えば良いのでしょうが、ホットドリンクが入れられないし、暑い日の冷たいものの結露もいかんともしがたい。真空層のあるサーモカップも売られていますが、あまり容量が大きいものはない。さすがに自宅で仕事をしているのに、水筒はないだろうと思っていましたが、「ステンレスマグ『TUFF』」を使ってみて印象が変わりました。

 実は、0.35リットル入りのちょっと古いタイプのステンレスマグを持っているのですが、片手でフタを開けることができないタイプなため、これをデスクで使うとなるとフタを1回開いたら最後、飲み終わるまでそのままフタをせず、ということになります。せっかくフタがあるのにしないということは、倒したらそのまま全部こぼれるのは当たり前のこと、保温という面でもよろしくない。

 その点、片手でフタが開けることができるタイプなら、飲むときだけフタを開けて飲んだらフタをするというのが当然のごとくスムーズにできるのが良いです。それに細身でも容量は500ミリリットルのペットボトルと同じぐらいあります。筆者はもう少し容量がほしい気もしますが、企業にお勤めの読者諸兄姉が使用することを考えると、容量が大きくなると大きく重くなってしまいカバンに入れての持ち運ぶのに難があるでしょうから、このぐらいが適正かもしれません。

「ステンレスマグ『TUFF』」は、セーフティロックを外しフタを開くまですべて片手でできる

SM-KA48のフタを分解したところ。パッキンが外せるので、パッキンとフタの間に汚れが残るという心配がない

市民プールに往ってみた

 さていよいよフィールドにいってみましょう! とはいえ、読者諸兄姉の中には、スポーツなんかしないもん……という人もいるかも。奇遇ですねえ、筆者もそうです。ゴルフもテニスも野球もサッカーもさっぱりで、そのとき話題のスポーツをたまにテレビ観戦するぐらいですもん。でも、待ってください。夏にプールに行ってみたいと思いませんか? ということで、筆者も子供にせがまれて行ってきました。市民プールに。

 結果、「ステンレスクールボトル『TUFF』」の1リットルオーバーの大容量はちょうど良かったです。泳いだ後というのはけっこうノドが乾くものですが、幼稚園児の子供がごくごくやった後に、筆者が飲んでも余裕というか安心というか。だんだん子供が大きくなってきて、ボトル1つだけだと一緒に飲むと足りない。かといって、2つボトルを持つのは荷物も洗い物も増えるしできれば避けたいということがありました。それが一挙に解決。自販機でペットボトルの飲み物を買うと、小さい子供に1本では多いので一緒に飲むことになり、筆者には甘過ぎるドリンクがセレクトされがちという悩みもありましたが、そんな心配もなくなります。

 このようにスポーツ向けで大容量なステンレスボトルですが、自分がスポーツするときに使うのみならず、家族でどこかに出かける際に1つ持って行けば済むというのは便利でありだなと思った次第です。

画像 カバンが水着とタオルでいっぱいで、ボトルまでは入らない……といったときでも、ポーチが衝撃を吸収してくれる素材なので自転車のカゴに直接入れることができる

画像 ハンドルのおかげでしっかり持つことができる。幼稚園児の娘には大き過ぎるかと思ったが、杞憂に終わる。支えてやらなくとも、ひとりで飲んでフタまで閉めていた

画像 もうひとつの飲みやすさの秘密がこちらのエアーベント。飲み口の上部に空気の通り道があり、飲み物がスムーズに流れ出るようになっている

「ステンレスクールボトル『TUFF』」も、ロックを外せばワンタッチで栓を開くことができる

「ステンレスクールボトル『TUFF』」を分解したところ。使用後に隅々まで洗浄できる


画像 スポーツドリンクは塩分を含んでいるのでステンレスボトル内面がサビる恐れがあったが、フッ素コートを従来製品の2倍の厚さにし、ボトルのフチ部分に樹脂カバーを付けることでスポーツドリンクにも対応している

画像 丸洗いできるのはボトルだけでなく、ポーチもネットに入れて洗濯機の手洗いコースで洗濯が可能だ

 次回は後編ということで、こちらでもちょっと紹介している「給茶スポット」のリポートです。筆者が実際にステンレスボトルを持って体験してみます。

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