ただのぬるま湯じゃない! 白湯ダイエットの方法と効果は?

古今東西、あらゆるダイエット法が話題になり、ブームになり、やがては消えていく中、今、かなり熱いのが「白湯ダイエット」。飲むだけでヤセ体質になれるという、にわかには信じがたい話の根拠とは?

» 2015年07月03日 06時00分 公開
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 白湯は、いったん沸騰させた湯をぬるく冷ましたもの。びっくりするような美容成分が入っているわけでもなく、目新しくも特別な新成分が含まれているわけでもありません。当然ですが。

 ところが、痩せやすくなる3つの要素が、白湯にはあると言うのです。

白湯ダイエットの方法と効果

余分なものを追い出す身体になる!

 白湯を飲むことで、身体にどんな変化があるかと言えば、まず、胃腸などの内臓が温かくなります。この結果、内臓がしっかり働くようになり、消化を促して溜まった老廃物を排出するチカラを強くします。つまりは、自然にデトックスのできる身体になれるということ。

 また、「目覚めに白湯を飲むといい」と言われるのは、朝は胃腸が冷えていることが多く、一杯の白湯が内臓の目覚ましになるから。朝から活発に内臓が働いてくれれば、老廃物が溜まる隙もありません。

 そして、内臓が温まると、血液やリンパの流れもよくなります。これで、余分な水分もキレイに排出することができ、むくみもすっきり。運がよければ、便秘も改善されるかもしれません。

 内臓を温める恩恵はまだあります。実は基礎代謝もアップするんです。一般的には、内臓温度が1度上がると、基礎代謝が10〜12%アップすると言われます。基礎代謝の高い身体は、それだけ脂肪を燃やすチカラも高いということです。

 内臓を温めるだけで、身体に溜まった老廃物から水分、脂肪までも押し流すことができるとは、確かに、白湯の評判は伊達ではなさそうです。

 「温かい飲み物なら、白湯じゃなくてもいいのでは?」という疑問も湧きますが、白湯にはそもそもカロリーがないというのがポイントです。

白湯は、入れ方にも飲み方にも流儀がある!

 では、「いつ」「どのくらい」白湯を飲むのが効果的なのか。具体的に紹介していきましょう。

 まずは沸騰させたお湯をカップに注いで、水を差さずに50度前後に下がるまで待ちます。飲むタイミングは、朝目覚めた時にまず1杯。ただし、ガブガブ飲んではいけません。ひと口ずつゆっくりと、すするようにして10〜20分ほどかけて飲むのがベストです。

 その他は、食事中に食べ物と交互に白湯を飲むと、消化を助けて胃がもたれたりしにくいと言います。

 気をつけたいのは、飲み過ぎないこと。よく、「水は一日2リットル飲むといい」と言われますが、白湯の場合は、一日700〜800ミリリットルが適量。それ以上飲むと、身体に必要な栄養素まで流し出してしまうこともあります。また、白湯は水分吸収率がいいので、あまり多く飲むと逆にむくんでしまう場合も。

 さらに、冷ましすぎるのもNG。デトックス能力が半減してしまうのだとか。人肌より少し熱めの50度前後がいいようです。

 結論! 「デトックスするなら、用法用量を守って白湯で行なうべし。お金も手間もかかりません!」

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