人付き合いが面倒な人向け! 「駅や電車内での会話を楽に終える方法」を解説します:人見知りの達人(4/4 ページ)
オーソドックスな技はスマホ凝視。大抵スルーしてくれるが、暇そうな雰囲気を醸していると話しかけられることも。よって、イヤフォンをすることをお勧めする。カムフラージュなので音楽を流す必要はない。声をかけられないためには、スマホ×イヤフォンが最強コンボ。これで90%問題ない。
だが、それを突破してくるコミュニケーション力に長けた(もしくはKYな)人間が10人に1人いる。このような人は、人見知りでさえ緊張せずに話させる話術を持っているので、こちらの精神負担は比較的軽い。しかし、終始相手のペースで会話が進むので、これはこれでキツいものがある。
そんな人にすら「んー、話しかけないでおくか」と思わせるには、なるべく気難しそうな表情でスマホ画面を見つめるのがベストだ。「めんどくさい仕事のメールが舞い込んでしまったなぁ〜」な表情を作ろう。親指と人差し指でアゴをつまむ、軽く唇をかむ、右斜め上に目線をやることで、「おしゃべりする雰囲気ではない感」をアピールできる。ここまでやれば、ほぼ100%シャットアウトできる。
なお、真っ暗なスマホ画面を凝視しているだけだと、角度によっては「見てねーじゃん」とバレるので、何かしら画面はONにしておくこと。ささいな事だが、達人はこのような細部にも神経を使う。ちなみに筆者は、「ボケて(bokete)」か「Twitter」を眺めることが多い。
しかし! プラットホームで知人に捕まってしまうようでは、達人とはまだ呼べない。達人は知人とニアミスさえしないのだ。方法はカンタン。改札を通過したら、一目散にプラットホームの端っこ目指して移動しよう。わざわざめんどくさい(人の流れがメインストリームではない、乗り換えに不便な)場所まで移動してしまうのがコツ。
※渋谷駅の埼京線を例に挙げると、かなーり歩いた一番奥のほう
次回は「ボッチ飯」です
こうして二重三重のテクニックを駆使し、そもそも知人に出くわさない、出くわしてもなんとか乗り切る術を身につけるのだ。慣れるまでは失敗もあるかもしれないが、一度勘所をつかんでしまえば、それから先は素晴らしい「自分一人で使える自由な帰宅時間」が待っている。
さて、次回は【食事編】。「飲み会が苦手な人見知りが、ボッチで食事を満喫する方法」についてお届けする予定だ。こうご期待。
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