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渋谷に「夜の図書室」――お酒も飲める図書室が道玄坂に

1冊1冊にかける「ちいさなプライド」。

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 「ぼくの夢は、渋谷に『夜の図書室』をつくること」――そんな1人の思いが、現実になろうとしている。

 約1万冊の本をそろえた図書室でありながら、音楽やお酒を楽しみながら気軽に飲食ができるカフェのようなスペース。コンセプトは、昔遊びに行った友だちの家のような空間だ。開館時間は、午後6時から翌朝1時まで。渋谷駅から徒歩7分の道玄坂沿いに5月末日オープンする。

 中学生のころから「自分の図書館をつくること」に憧れていた森俊介さんは、クラウドファンディングで自身の夢を語り、支援者を募集。すると、441人が支援。募集終了まで23日を残し、目標金額の10万円に対して289万6700円が集まっている(5月7日現在)。

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 森さんは、本の記録をつけるようになった大学生のころから、毎年100冊以上の本を読んでいるそう。「1冊1冊すべて、ぼくがちいさなプライドをかけて選書します」――サイトに記されたこの1文が、妙に心に残る。

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