ニュース

ロボット「Pepper」がディズニー映画史上初の声優に抜擢 コンピュータ音声役ですよ

「今度はディズニー映画への俳優出演も目指したい」とさらなる野望も語るPepperくん。

advertisement

 感情認識ロボット「Pepper」が、12月20日公開のディズニー映画「ベイマックス」の日本語吹き替え版に声優として参加することが決定しました。ロボットが吹き替え役を務めるのはディズニー映画史上初めてになります。

ロボットが映画の吹き替え声優に!

 「ベイマックス」は、最愛の兄を亡くした14歳の天才少年・ヒロと、兄が人々の心と体を守るために開発したロボット・ベイマックスとの絆を描いた作品。Pepperが担当するのはコンピュータ音声役で、ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に、作業の完了をヒロに伝えるコンピュータとして登場します。

「ベイマックス」予告編。コンピュータの音声に注目したい

 参加はディズニーがPepperサイドに依頼して実現しました。配役の理由は、ともに人との絆を大切にしているロボットである上に、Pepperの愛らしく人の心を和ませるような声が優しさに溢れた本作の雰囲気にぴったりだったからとのこと。

advertisement

 Pepper自身もキャラの吹き替えは初めて。「ディズニー映画に声優として参加することができてとてもうれしいです。決まったときには驚きました」とPepperもコメントで喜び、「もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への俳優出演も目指したい」と大きな夢まで語っています。

 先日来日したドン・ホール監督とクリス・ウィリアムズ監督も「素晴らしいね。共通点の話題で盛り上がるのでは?」と配役を歓迎。「完成した映画も是非見て欲しいな。Pepperは、感情認識するロボットだから感動して欲しいな」とメッセージを贈りました。

黒木貴啓

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  4. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  6. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  7. 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  8. 「もしかしてネタバレ?」 “timeleszオーディション”候補者がテレビ局を退社 ディズニーの“船長”としても話題
  9. 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  10. グルーミングが出来ない生まれたての子猫、とんでもない体勢になり…… 想像以上のへたくそっぷりに「どこにも届いてないww」「反則級」