セブン-イレブン某店が作ったおでんのPOPが確実に何かを想起させるとして闇に葬られる事案が発生
無茶しやがって……。
何かと世間を騒がせている五輪ロゴ問題ですが、そんな中、セブン-イレブン武蔵小金井本町2丁目店(@711musako2)がTwitterに投稿した「おでんのPOP」が注目を集めました。一連のツイートはTogetterにもまとめられています。
「おでんPOP制作中~」というテキストとともに投稿された写真には、「ODEN 2015 70円 SALE 9/1~5」という文字と、おでんダネで再現された、どこかで見覚えのあるエンブレムが……。おい、いいのか! いいのかこれは!?
その後、本気なのか冗談なのか、お店の人が実際に五輪組織委員会に問い合わせてみたところ、やはり「具の配置がエンブレムを容易に想起させるものと思われます」と、使うのは控えてほしいとのお返事。五輪ロゴは商用利用にものすごく厳しいことで知られており、当然と言えば当然ですが……無茶しすぎだろ! その後お店側は「大変お騒がせ致しました」と自主的にツイートを削除しますが、最終的にツイートは2.3万RT、フォロワーも3000人以上増えたそうで、お店のプロモーションとしては大成功だったようです。
一連の騒動についてセブン-イレブン広報にも聞いてみたところ、ツイートのことは把握していたものの、基本的にTwitterの利用についてはオーナーに任せており、本部から特に削除要請などはしていないとのことでした。
ちなみにこれも今は削除されてしまっていますが、同店のアカウントではその後、「ひらめいた!」と、やはりどこかで見覚えのあるトートバッグ風おでんPOPを公開し、フォロワーから「いいかげんにしろwww」などと突っ込まれていました。セブン-イレブン武蔵小金井本町2丁目店、怖いもの知らずすぎるだろ……!
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