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埼玉を否定しまくる伝説の漫画「翔んで埼玉」が30万部突破! 版元が埼玉県各市長にコメントを依頼する暴挙に

そして「所沢市」「行田市」「飯能市」の市長から激励コメントが届く。

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 昨年12月に発売された埼玉をディスりまくる伝説の漫画「翔んで埼玉」が、このたび3刷30万部を突破しました(当初の初版予定数は2万5000部)。

「翔んで埼玉」

 同作は、「パタリロ」でおなじみの魔夜峰央先生によるギャグ漫画。「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ!」「生まれも育ちも埼玉だなんて おお、おぞましい」など、強烈なせりふが詰まったインパクトのある作品です。

巻き込まれる茨城

 30万部突破にあたり、発行元の宝島社では埼玉県各市の市長にコメントを依頼。その結果、「苦笑しながら感謝しています」(所沢市長)、「この勢いにのって、全国各地に埼玉の魅力をどんどんPRしていきたい」(行田市長)、「わがまち飯能市もぜひ取り上げていただきたい」(飯能市長)と、3人から激励をもらうことに成功していました。

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コメント全文

所沢市長 藤本正人さん

 「パタリロ!」の作者が、こんな本も出されていたとはついぞ知りませんでした。埼玉のそして所沢の宣伝をしていただき、苦笑しながら感謝しています。魔夜峰央先生は所沢にお住まいだったとのことで、とてもうれしく思います。この漫画がどんどん宣伝され、日本中に広まればさらにうれしいです。感想を、というので家に本を持ち帰ったところ「お父さんも買ったの?」と娘に言われました。既に買って読んでいたのだ……。ええいっ、こうなれば麗・麻美の活躍とブームが本市に吉と出ることを願いたい。

行田市長 工藤正司さん

 「翔んで埼玉」は、良い意味で読者の想像を裏切る展開で、大変楽しく読ませていただきました。約30年を経て、今の埼玉であればどのように描かれ、どのような結末を迎えるのか、続編があれば読んでみたいと思います。埼玉県は災害が少なく暮らしやすい土地柄もあって、おおらかな人が多いと言われていますが、この勢いにのって、全国各地に埼玉の魅力をどんどんPRしていきたいですね。機会がありましたら、「埼玉県名発祥の地」行田市にもぜひお越しください。

飯能市長 大久保勝さん

 「翔んで埼玉」により、さまざまなところで埼玉県が話題になっているとのことで、魔夜峰央先生とこの作品の人気の高さを感じるところです。本市内の書店でも大きく取り上げられており、大変注目されていることがうかがえます。今後は埼玉県のみならず、わがまち飯能市もぜひ取り上げていただきたいと思います。

魔夜峰央先生(新潟県出身、横浜在住)

 市長、次の選挙応援します!

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