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これを処分しちゃうのは惜しすぎる……! 亡くなったおじいちゃんが作っていた「鉄道ジオラマ」に感動と称賛の声

おじいちゃんの鉄道模型への思いが感じられる最高の作品です。

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 Twitterユーザーのてみおじさん(@405murtagh)さんが投稿した、亡くなったおじいちゃんが作っていた「鉄道ジオラマ」が「素晴らしい」「作り込みがすごい」と話題になっています

これはすごい……!

 大学生のツイ主さんが「少し前に亡くなった祖父が作っていた鉄道ジオラマを初めて見せてもらった」と投稿した鉄道模型は、車両が走行するレイアウト。右側には高さのある登山鉄道があり、そこから奥に続いて左側まで延びては駅や操車場、さらにその手前には建物を挟んで路面電車までが走る見事な情景が広がっています。ひと目で分かるクオリティーの高さよ……!

詳しくなくともかなりの大作なのが見てとれます

 つながりがありながらもさまざまな情景が体験できる特徴的な内容で、コンテストでの受賞歴もあったことから、見た瞬間にハッとなった人も多かったようで、Twitterでは「子供の頃に見て感動しました」といった声も。中には同模型が受賞作として掲載された雑誌を持っている人も現れ、「凄い憧れの雰囲気で好きでした」など、当時受けた衝撃を思い出す声もみられます。

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山のこの作り込みよう……!
実際に車両が走る光景はさらにすごそうです

 おじいちゃんと作品について父親にも聞いてみたというツイ主さんにお話を伺うと、作られたのは1997年ごろ。制作期間は10年ほどだと思われ、今回の作品の前に小さいジオラマを1つ作っていたそうです。

 ちなみにおじいちゃんは地元の女子高で生物を教える教師で、同窓会などに行くととても人気があったとのこと。趣味は鉄道模型の製作とピアノを弾くことで、「厳しい人でしたがとても教養があり、質問すればなんでも答えてくれる人」ということから、周囲の人たちから「タモリさんみたいだ」と言われていたのだとか。亡くなったのは約4年前。83歳とのことでした。

路面電車とその街並みも組み込まれています

 「勝手のわかる祖父が亡くなった今処分するしかないらしい こんなにすごいのに……」と投稿されたように、ご家族の事情もあって残念ながら処分される予定の同レイアウト。Twitterではこれにも多くの反応があり、個人的な思いとして「残して欲しい」といった声に、寄贈や保存を提案する声、中には引き取って設置・展示したいという声も上がる反響となっています。

見た目以上にこだわられているのが伝わってきます
ターンテーブル等も設置されている情報量の多さ

 なおツイ主さん含めご家族も、さまざまな事情があり「もったいない」とは思いつつもやむを得ず処分を決めたとのこと。しかし、今回ツイートをきっかけに作品がたくさんの人の目にとまったことを喜んでいるそうです。

 さらに今回、設置・展示の声などが多く寄せられたこともあり、処分の前に寄贈や譲渡の話を「家庭の事情が許す範囲で」進めてもいいという話になったそうで、「知識も人脈もない一大学生ではありますが、祖父の作品をどうにか残せないか尽力しようと思っております」と、今後の行動についても話してくれました。

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「ヨークバレー鉄道」という作品名で有名だったようです
作品が掲載された当時の雑誌を持つ人も
強く心に残る作品なのがわかります
歴史的な作品と言えるおじいちゃんのレイアウトでした
ご家族にとっても問題のない範囲で寄贈・設置場所が見つかることを願って……!

画像提供:@405murtaghさん

(宮原れい)

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