「けもフレ」たつき監督、短編アニメーション「傾福さん」第2弾を公開 巨大な廃墟の中に“タマ”……?
また謎が深まってしまった。
アニメ「けものフレンズ」を手掛けたたつき監督が10月23日、Twitterで「秋なので、、」のコメントとともに2分18秒の短編アニメーション作品を公開しました。「#傾福さん」のハッシュタグがあることから、8月15日に公開した作品とつながりがあると見られ、またしてもファンの間ではさまざまな考察があがっています。
前回の映像では、空に向かう線路を舞台に、駅員らしき制服を着た女の子が「まだかな、まだかな」と何かを待ち望む姿が描かれており、線路の先に立てられた巨大な鳥居に何かが姿を現そうかというところで映像が終わっていました(関連記事)。
この度公開された映像では、その鳥居から植物らしきものが生い茂った廃墟が登場するところから始まります。お友達(?)の空飛ぶマンタとともに廃墟へ向かう女の子。「次はこういう系かー」「よーし、また大物だぞー」というセリフが意味深です。
女の子は何かを探しているらしく、遮断機を模したと思われる黄色と黒の探知機のようなものを手に廃墟内の探索を開始。探知機らしきものの先には、神道の祭祀で使われる「御幣」みたいなものが付けられており、目標物が近づくと反応するのか、たき火のようなバチバチといった音とともに白く発光します。「今回もいいタマが見つかりそうだぜー」とわくわくする女の子。「タマ」ってなんだろう。
たどり着いた先にあったのは、巨大な枝のようなものに吊された電球の形をした何か(これがタマ?)。その中には、フィラメントの代わりに、木のような形のものから、アンコールワットやパルテノン神殿のような人工建造物に似た形のものまで、さまざまな形状をしたものが収められています。その中からマンタは木の形をしたものを、女の子は巨大な採掘機のようなものを選択。それらを持ち帰りながら、「よーし、磨くぞー練るぞー! ピッカピカにしてやるぜ」と意気込むところで映像は終了しています。
一体この廃墟はなんなのか、タマはなにをするためのものなのか、そもそも女の子とマンタはここで何をしているのか。「けものフレンズ」でもファンの予想を超える展開を次々と見せてくれたたつき監督だけに、「#傾福さん」の考察も一筋縄ではいかない予感がします。夏、秋ときているので、次の公開は冬なのかな?
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