連載

覚えてる? ナゾ食品「ヨーグルトきのこ」を我慢しながら飲んでいたあの頃

25年くらい前の話。

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ライター:斎藤充博

記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「ふしぎ指圧」を運営中。

Twitter:@3216ライター活動まとめ

連載:マイクロメモリーズ

1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきた物たちの「みょうに細かい超個人的な思い出」をマンガで振り返ります。

 90年代の半ばに「ヨーグルトきのこ」という健康食品が流行しました。特徴は「家庭で手作りできる」「友達同士で菌を分け合って広がる」こと。僕の家でも母がヨーグルトきのこの菌をもらってきて培養していました。

 「ヨーグルトきのこ」はヨーロッパに伝わる「ケフィア」という発酵食品です。「お腹の調子がよくなる」「ダイエットできる」などとされていました。

 ヨーグルトきのこは家庭で手作りする物です。だから、どこかの会社が大々的に広告をしたり、売り出したりした物ではありません。それなのに、あれほどのブームになったことは、すごい。「菌を友達に分ける」という仕組みがあったことがブームの原因だったのではないでしょうか。今思えばちょっとSNSの「RT」とか「シェア」みたいな要素を感じます。

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 ヨーグルトきのこはすっぱいので、市販のヨーグルトのようにハチミツや砂糖などをいれて食べます。……しかし、やっぱりヨーグルトとは味が全然違うのです。すっぱいし、なにか独特のクセがある。市販のものの素晴らしさを勝手に思い知ったのでした。

 ヨーグルトきのこに似たもので「紅茶きのこ」というものもありました。こちらは紅茶の中で発酵食品を育てるというもの。調べてみたら芸能人が食べているということで近年リバイバルしているそうです。

 「手作りの健康食品」に人はひかれるものなのでしょうか。確かに手間はかかるので気持ちはこもっている感じはするのですが……。

これまでのマイクロメモリーズ

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