俳優より昆虫だ！　香川照之、「新どうぶつ奇想天外！」に“昆虫を愛しすぎちゃった人”枠で出演決定

　6月27日19時から放送の特別番組「新どうぶつ奇想天外！」（TBS系）に、“昆虫を愛しすぎちゃった人”として俳優の香川照之さんが出演します。ほぼカマキリ先生じゃないですか！

　バラエティー番組に出演した際に昆虫愛を語り、「Eテレで昆虫番組をやりたい」と熱望したことがきっかけでテレビ番組「昆虫すごいぜ！」（NHK）を実現させてしまったという過去を持つ香川さん。同番組は、精巧に作られたカマキリの着ぐるみを着た香川さん（通称カマキリ先生）が、炎天下でトノサマバッタを捕獲したり、クレーンに宙づりになってジャンプ力を体感したりと、一流俳優とは思えない体の張りっぷりと昆虫への濃厚すぎる愛が話題を呼び、一躍人気番組となっています。そんな香川さんの昆虫愛が世間に浸透したのか、とうとうNHKを飛び出して「新どうぶつ奇想天外！」でも大暴れすることになりそうです。これは期待大。

　「新どうぶつ奇想天外！」では、昆虫の魅力を楽しむ昆虫活動（略して“昆活”）を、香川さんが番組MCの安住紳一郎アナに伝授しながら、日本最大級の昆虫園「ぐんま昆虫の森」でチョウや絶滅寸前の水生昆虫などと戯れるという内容。さらに、昆虫にも精通している解剖学者の養老孟司さんが登場し、香川さんとタッグを組みます。高まった香川さんの姿が容易に想像できるぞ！

自分は子どもの頃から昆虫に魅せられ、時間があれば虫を見ている少年時代を送ってきました。東京に生まれましたが当時はカミキリムシとかもいたし、クツワムシや、タマムシもいました。そんな虫たちに常に目が奪われるような小学生でした。
昆虫は太古の昔から地球を支配してきた生物。昆虫があって、いろいろ魚や動物が生まれ、最後に人間が生まれてきました。太古の昔から積み重ねてきた遺伝子、生き物の歴史が、昆虫のひとつひとつに宿っています。そして、昆虫は人間が生まれる前から生きている地球の大先輩、人間が学ぶべきこと、生きていくヒントをたくさん秘めていると思います。
多くの人が興味を持って、昆虫の形や大きさの不思議さ、なんでこんな小ちゃい、なんでこんな細長い、なんでこんな硬い、なぜ、そうなったかっていうことを考えるきっかけになってくれればいいなと思います。 私たち人間が生きるために学ぶべきポイントを少しでも感じて欲しいと思っています。――香川照之さんのコメント