ほかほか感ゼロの「青いおでん」がインパクトありすぎる　「クトゥルフみを感じる」「ダイエットによさそう」

　まるで画像編集で色を付けたような見た目の「青いおでん」がTwitterで反響を呼んでいます。形で具材が分かるだけにインパクトがありすぎる。

　大根、卵、ちくわ、昆布などの具材が全て青くなっており、宇宙生物からだしをとったとしか思えない見た目です。寒い季節にピッタリな雰囲気なのに、まるで「ほかほか」感がないのはなぜだろう……。

　投稿したのは、以前に地球のような「真っ青なたこ焼き」を創造した凶（@kyooochang）さんで、今年の3月ごろに作ったものをあらためて公開したところ話題に（関連記事）。よく見ると大根は中まで青色がしみ込んでおり、卵は表面の1ミリ程度が青く、また練り物は2～3ミリほどしみ込んでいるとのことです。着色料はWilton社製を使用。

　青いおでんの中でも特にタコの見た目は衝撃的で、ロイヤルブルーで染めた場合には「濃い青色 → 紫色 → 赤色」と美しいまでのグラデーションが出来上がっています。食欲が湧くかは別として、だんだん芸術的に見えてくる不思議。

　ちなみに作るきっかけとなったのは、「けものフレンズ」の屋外フードパーク「お祭だよ！けものフレンズがーでん」の公式Twitter（@kemono_matsuri）が以前に投稿した「セルリアンおでん」のツイート。同イベントでは惜しくも開発は失敗に終わりメニュー化されなかったものの、その攻める姿勢には驚きの声が集まりました。そしてこれによって、凶さんがセルリアンブルーを意識した「青いおでん」を作ることに……。

　またTwitterでは先日、ヤス（Yas／@yasuta_kaii32I）さんが「静かな夜の秘密のスイーツ」と投稿した、同じように“青色”の飲み物・ケーキ・フルーツのイラストが「めちゃくちゃキレイ」「おいしそう」と話題に（関連記事）。凶さんはこれに反応して「ベクトルは一緒のはずなのに受け入れてもらえない」と青いおでんを投稿すると、「クトゥルフみを感じる」「ダイエットによさそう」などの声を集めました。コメントの種類が全然違う！

　凶さんは「青いおでん」と「真っ青なたこ焼き」以外にもたくさんの青い料理を作っており、アートな料理をInstagram（@kyooochang）で公開しています。ちなみに凶さん本人はいくら青くても食欲はなくならず、むしろ「作るごとにもっと青くしたくなる中毒感」とツイートしており、きれいな見た目とともにおいしくいただくことを目的に楽しんで作っています。