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「子どものしつけや成長」は人それぞれ。“あいさつが苦手な子ども”のエピソードに子育て世代「救われた」

お互いを尊重しあいたい。

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 9歳の男の子、8歳の女の子、3歳の男の子を育てる「こっさん」が自身のブログ「甘辛ミックス」で、あいさつの苦手なお子さんたちにまつわるエピソードを公開し、子どもの育て方に悩んでいる親世代に「救われた」と響いています。


あいさつの苦手なこっさんのお子さんたち

 こっさんのお子さんたちは、人見知りであいさつが苦手。上のお子さん2人はもう小学生ということもあり、声が小さいながらもあいさつができるようになったものの、3歳の末っ子くんはまだまだ恥ずかしくてもじもじ……。こっさんは、あいさつのできる子になってほしいと思いつつも、親が手本を見せて子どもの成長を待つしかないのかな、と思っているそうです。


小学生組はあいさつできるようになりましたが

3歳の次男君は保育園の先生にもできないほどの人見知り

 そういったお子さんを前にすると、たいていの大人は「恥ずかしがり屋さんなのね~」と軽く流してくれるのですが……そうもいかないのが遠慮のない身内。こっさんの場合はおばあさんが厳しく、「親があいさつしないから子どももしないんだ」と実家に帰るたびに言われていました。

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祖母さんのキツイ言葉

 「あいさつはできたほうが良い」とはこっさんも分かっていましたし、おばあさんの厳しい言葉は「身内が恥をかかないように」という思いからのものかもしれません。しかしわが子を思う親にとっては子どもの「できない」部分を責められるのはつらい……。


はじめは弁解していたこっさんですが……

 こっさんは「礼儀やマナーはとても大事なことで子どもに教えていくものだけれど、まだまだ未熟な存在の子どもに、すぐに大人と同じように実践しろというのは難しい」「大人になったときにできればOK」という考え方。

 もちろんこれはあくまで自分の考え方で、違う考え方の人もいて、どっちがいいとか悪いではなく「人それぞれ」でいいじゃないかと考えています。


子どもにも個性・個体差があり、できる・できないにも差があるのです

 「私はきちんとしつけてきた!」「私の子どもはマナーが良い!」という人にとっては、こっさんの考え方は理解できなくて、一言苦言を呈したくなるかもしれません。でもその固定概念や正論が人を傷つけることだってあります。


他人の子育てを自分の経験だけで測ってはいけないと訴えるこっさん

 こっさんは数年たったある時から、おばあさんの言葉を「聞こえないフリ」をすることにしたといいます。今は誰に対しても「相手の考えを変えるのは難しいし争いたいわけじゃない」「これがこの人の正しさなんだろう」と聞き流すのに徹しているそうです。

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こっさんは争わないための手段としてスルーを選びました

「人それぞれ」良いとか悪いではなく、相手への思いやりが必要ですね

 あいさつに限らず、「それぞれがそれぞれの考え方を尊重すること」はとても大切。キツい苦言を向けられたときや、つい自分が何かを言いたくなってしまったとき、思い出したいマンガです。

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