「人間は、どうしても忘れてしまう」 東日本大震災から8年、サンド伊達がつづる“生かされた人間の使命”に反響
サンドの2人が開設した「東北魂義援金」には4億円を超える寄付金。
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが3月11日、発生から8年たった東日本大震災を振り返り、「災害の恐ろしさを、我々は後世に伝えていかなければならない」と現在の思いをブログでつづりました。
「あの日を含めると、9年連続で来てるんだなぁ。今年も、我々が避難した安波山で手を合わせます」と津波被害に遭った宮城県気仙沼市にいることを明かした伊達さん。発生から8年が過ぎ、津波や地震の恐ろしさを伝える報道は減り、震災を扱った内容でも比較的明るい話題が増えてきているという実感を吐露。
しかし、現在も2500人以上の行方不明者が捜索中であることなどをつづり、「人間は、どうしても忘れてしまう。あんなに凄まじい映像を見ても、やはり忘れてしまう」「忘れてもいいですが、年に1度は思い出して貰えれば」としながら、生かされた人間の使命として災害の恐ろしさを後世に伝えていく必要性を説きました。
震災発生から5日後の2011年3月16日、相方の富澤たけしさんと被災者支援のため「東北魂義援金」を設立した伊達さん。チャリティーライブやチャリティーグッズの売上など、現在まで約4億2000万円もの義援金が集まっており、東北の被災各県に寄付していることを2019年3月7日のブログで明らかにするなど、故郷である宮城をはじめ被災地の復興のため努力を続けています。
復興のため真摯(しんし)に取り組み続けるサンドウィッチマンの2人に、ファンからは「未だ風化せずにいるのはお二人の力が大きい」「サンドのお二人のおかげで福島が今ここにあると思います」と感謝する声の他、多忙な中、現地で黙とうをささげている伊達さんの姿に「その情熱にいつも胸を打たれてます」と称賛の声も寄せられています
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