子ども向けってスペックじゃねぇぞ! ブガッティ、本格的すぎるスーパーキッズカーを発売 価格は370万円
リミッター解除したアダルトモードも搭載。
ヴェイロンやシロンなど、億超えのスーパーカーを手がけるフランスの自動車メーカー「ブガッティ」が、子どもが楽しめる電動キッズカー「ベイビーII」を発売しました。
ベイビーIIは、1920年ごろに販売されていたブガッティ製キッズカーを現代的にアレンジして復活させた最新モデル。元となった初代ベイビーは、創業者であるエットーレ・ブガッティが、一族の末っ子・ローランドくんの誕生日を祝うために、特別なキッズカーを作ったことがきっかけとなり、1920年代から1930年代にかけて販売された子ども向けの電動キッズカーです。
創業110周年を迎えることを記念してよみがえった「ブガッティ・ベイビーII」は、ブガッティの傑作レーシングカーと言われている「ブガッティ・タイプ35」を4分の3スケールで再現しており、一般的な自動車に比べて一回り小さいサイズとなっていますが、一般的なキッズカーと比べるとはるかに巨大。大人も乗れるサイズです。
駆動方式はバッテリーとモーターによる後輪駆動となっており、LSDや回生ブレーキも搭載して、本格的なドライブが楽しめるようになっています。子ども向けの仕様として、最高速度を時速20キロに制限するリミッターなどを設けた「チャイルドモード」を用意します。
大人も楽しめるように出力4kW(約5.4馬力)、最高時速45キロとなる「アダルトモード」も用意します。さらに全てのリミッターを解き放ち最大10kW(約13馬力)となるオプションのスピードキーアップグレード(実車のブガッティ・シロンと同じシステム)もあり、その性能は本物のクルマと呼んで差し支えないレベルになります。大人向けなのか、子ども向けなのか。どっち狙いなのかよくわからなくなってくるスペックですね。
「ブガッティ・ベイビーII」は2019年3月11日から予約受付が行われており、生産数は限定500台。価格は3万ユーロ(約376万円)となっています。
(春山優花里)
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