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光るタイヤと自動走行 半世紀前(!)の幻コンセプトカー「Golden Sahara II」が再デビュー、何これすごい

もう映画な世界のカッコいいデザイン、そして「光るタイヤ」って何だぁぁぁ。

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 タイヤメーカーのグッドイヤーが、スイスで行われたジュネーブ国際モーターショー2019で1960年に発表された自動走行のコンセプトカー「Golden Sahara(ゴールデン・サハラ) II」を再び披露しました。


Golden Sahara II(写真:グッドイヤー)

 Golden Sahara IIは1960年に発表。1953年製の「リンカーン・カプリ」をベースに、自動走行をテーマに掲げたコンセプトカーとして登場しました。ハンドリング制御、進行方向にある障害物を感知するセンサー、自動ブレーキシステムなど、1960年代に既に2019年の現代とほぼ同じテーマで自動運転に通じる技術開発が構想されていたのです。

 この車両の開発に参加したグッドイヤーは、視認性の向上を目的に「発光する半透明のタイヤ」を開発しました。

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Unveiling the restored Golden Sahara II(YouTube/Goodyear Tires)

発表当時のGolden Sahara II(画像はYouTubeより、以下同)

Golden Sahara IIの内観

後部から見たGolden Sahara II(画像はYouTubeより)

運転の速度制御に航空機のコントロールレバーをモチーフにした装置を使ったそうだ

オークションにかけられた当初のGolden Sahara II

 Golden Sahara IIはその未来的な機能やデザインで人を魅了しながら全米各地を巡り、テレビ番組や映画に数多く登場。そして、その役目を終えてから約半世紀、ガレージで静かに眠りっていましたが、2018年5月に米国シカゴの自動車博物館「Klairmont Kollections」がオークションで購入して、レストアを実施。グッドイヤーが新たに作った半透明の光るタイヤを装着し、Klairmont Kollectionsと共同で約60年ぶりに復活した姿をジュネーブで披露したというわけです。


グッドイヤーが今回新たに作った「光る半透明のタイヤ」

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