ニュース

「クソジジイなのに、たまらなく人を惹きつける」 高橋克典、夏木マリが萩原健一との“最後の共演作”振り返り追悼

さらばショーケン。

advertisement

 俳優の高橋克典さんと女優の夏木マリさんが、“ショーケン”の愛称で知られ3月26日に亡くなった俳優の萩原健一さんへ向け追悼のメッセージをSNSで投稿。2人にとって最後の共演作となった2018年9月放送のドラマ「不惑のスクラム」(NHK)撮影時のエピソードも明かしました。


萩原さんについて「カッコ良かった」とつづる高橋さん(画像は高橋克典オフィシャルブログから)

 3月29日のブログで、「クソジジイなのに、たまらなく人を惹きつける」と萩原さんの印象をストレートにつづり、ロケ現場でのオフショットを公開した高橋さん。演技について厳しく指摘してくる姿勢に怒りを覚えたことを回顧しつつも、明確なビジョンを持って突き進む萩原さんの姿に「今の時代がいかに核心を突かず、柔らかすぎることに気づく」と感銘を受けたことを明かし、「あなたのこと忘れません」と追悼の言葉を贈りました。


ストイックな姿勢に感銘を受けた高橋さん(画像は高橋克典オフィシャルブログから)

 同作で萩原さんの妻役を演じた夏木さんは、3月28日にInstagramで「炎天下の屋上で集中されていた姿は70年代に私が憧れていたショーケンに優しさも加わって素敵だなと見惚れておりました」とロケ当時を回想し、2人が笑顔で写るオフショットを公開。撮影後に入院すると教えられたエピソードを明かし、「平成の最期に逝くんですね 悲しいです」と早すぎる死を惜しみました。

advertisement

「不惑のスクラム」で萩原さんの妻役を演じた夏木さん(画像は夏木マリInstagramから)

 この訃報にネットでも、「もっともっとショーケンのドラマ見たかった」「われわれの年代のヒーロー」「ワイルドでカッコ良くて憧れた」「内田裕也の次はショーケンか……」「世の中がどんどんつまらなくなって行く」と別れを惜しむ人が続出しています。

 1950年生まれの萩原さんは、1967年にバンド「ザ・テンプターズ」のボーカルとして芸能界デビュー。解散後は俳優として頭角を現し、ドラマ「太陽にほえろ!」や「傷だらけの天使」などにおける鬼気迫る演技で人気を集めました。映画、ドラマへの出演の他、2018年にはレコードレーベルを立ち上げ、22年ぶりのシングルをリリースするなど音楽活動も続けていましたが、2019年3月26日、消化管間質腫瘍のため亡くなりました。享年68。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  5. 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  6. ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  7. パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  8. 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  9. “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  10. 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】