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「まぶしくないハイビーム!?」を世界初搭載 新型「レクサス RX」発表、3列シート対応のラグジュアリーSUV(1/2 ページ)

目つきも「ギラッ」と鋭くフェイスリフト。

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 トヨタの高級車ブランド、レクサスは5月30日、ラグジュアリーSUV「RX」のマイナーチェンジ版を世界初披露しました。


レクサス RX(写真:トヨタ自動車、以下同)

 レクサス・RXは、レクサスがグローバル中核モデルと位置付けるラグジュアリー志向のミドルクラスSUV。フラッグシップの「LX」、小型クラスの「UX」(関連記事)の中間にあります。電動格納式の3列シートを備えた7人乗車ロングバージョンも用意します(関連記事)。

 今回のマイナーチェンジでは、ラグジュアリーSUVとしてのキャラクターはそのままに、より華麗で映えるデザインにフェイスリフト(エクステリア変更)。レクサス車のアイコン「スピンドルグリル」をブロックメッシュ形状にアレンジし、併せてヘッドライトを小型化。よりシャープで鋭い顔つきに変わります。

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目つきが鋭くなり、よりシャープな顔つきとなった

独立型のキャプテンシート

 すっきりと奥深い乗り味を追求するために、ボディーと足回りの剛性を高め、新構造のショックアブソーバーと新型のブレーキ制御機能も採用。リニアなステアリング感覚と思い描いたラインを正確にトレースできる高い操縦安定性を実現するとしています。

 機能面では、世界初搭載(2019年5月現在、レクサス調べ)とするヘッドライト制御システム「ブレードスキャン式AHS(アダプティブハイビームシステム)」を備えます。これは、高速回転するブレードミラーにLEDの光を照射し、反射した光で前方を照らす仕組みで実現するかなり複雑な機構。配光を細かく高速に調整して、対向車や先行車をまぶしくさせずにハイビームを照射できるとしています。併せて、「単眼カメラ+ミリ波レーダー」による衝突回避支援や車線逸脱事故予防などの機能をまとめた快適安全走行支援パッケージ「Lexus Safety System +」の機能も高めました。


ブレードスキャン式AHSは、反射させた光が高速移動しながら前方を照らす仕組みのハイビーム制御システム。残像効果で光は動いているようには見えないが、「対向車や先行車がいる向き」だけ配光を調整し、対向車や先行車を眩惑させずにハイビームが使える

 日本発売は2019年8月下旬予定。価格は2019年5月現在未定ですが、参考として現行の2リッターターボエンジン搭載「RX300」は497万2000円(税込、以下同)から、最上位の3.5リッターV6+ハイブリッドシステムのロングバージョン「RX450hL」は769万円からです。


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