レビュー

ドラマ「ハイロー ザ・ワースト」で知る、ハイロー世界ハニートラップの物騒さ 「ギューってして欲しい」→ブスッ(2/2 ページ)

なかなかはじまらない派閥抗争。

advertisement
前のページへ |       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

司の片思いっぷりが切ない

 泰・清コンビが濃厚なキャラでグイグイ存在感をしめす一方、相変わらず屋上でたそがれているのが高城司(吉野北人)。

 今回、判明したのは、屋上に置かれている司のたそがれセット(ソファ+テーブル)は、花岡楓士雄(川村壱馬)と一緒に設置したものだということ。

 「今日からここがオレらのたまり場だ」

advertisement

 と言われて微笑む司、完全に乙女の顔だ!

 「テッペンから見る景色って、どんなだろうな」

 「オレはお前と一緒にそれを見たかったんだ。もう、ここにオレの居場所はない」

 ということで、学校を去ることを決意。

 一方の楓士雄は、転校先の田舎でじいちゃんと「井の中の蛙」だなんだとイチャついているばかり

advertisement

 「井の中の“カエル”になんて絶対にならないから。大海に出てみたいんだ、そこでどんなヤツらと出会うか、楽しみで仕方ないからさ」

 田舎にずっといるつもりではなさそうだが、かといって「鬼邪高のテッペン」を未だに狙っているわけでもない、もっと先を見据えている感じ。あれだけ楓士雄一筋に思い続けている司のことを、ちょっとは思い出してあげて欲しいが……。

 そもそも、楓士雄が田舎に引っ越さなくてはならなかった理由は、母親がじいちゃんの介護をするため。じいちゃんが死んじゃったとしたら、田舎にいる理由もなくなり、鬼邪高に戻る……ということもあり得るか?

これでばっちり相関図。鬼邪高全日制(轟一派、中越一派、司一派、泰・清一派)、定時制の人物関係を整理 イラスト/北村ヂン

今週の村山さん

 「毎日毎日、まったくケンカが絶えねえよぉ~」

 ということで、「よそからきたヤツ」とケンカの真っ最中の村山さん(山田裕貴)。ずーっと「全日ステークス」をやってダラダラしていたのかと思いきや、ちゃんとケンカもしていたのね。

advertisement

 それにしても、このケンカシーン、一瞬なのに力が入りすぎている

 ハイスピードカメラでスローモーション撮影しながらパンしていっているのだが、丁度いいタイミングで口から水を吹き出したり、人が吹っ飛んだり、バックドロップしたり……。一発撮りで成功させているとしたら神業! 演者&スタッフ、どんだけ息が合っているのか。

 本編での登場はチョロッとだった村山さんだが、予告編では大活躍。超・久しぶりな轟との対峙に加え、たそがれまくっている司に対してのデコピン(!)まで。全日制の抗争も、やはり村山さんを中心に動いていくのか!? 次回、神回の予感!

北村ヂン

文章からイラスト、漫画、映像まで、あの手この手でインターネットのみなさんのご機嫌をうかがうハイパーメディアライターTwitter

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  7. 「すごっwww」 愛知県まで乗り換えなしで行ける都道府県を調べてみたら……驚きの結果が1000万表示 「日本の中心は愛知ってコト!?」
  8. 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  9. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  10. 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】