「湖と空の青」の絶景、うわさ通りにすごかった！　JR湖西線に乗って夏の終わりの景色を満喫してきた（2/3 ページ）

琵琶湖が窓から手を伸ばせば届きそうなくらい、近い！

　小野駅付近まで来ると、もう琵琶湖はすぐそばです。窓から手を伸ばせば琵琶湖に届きそうなくらいです（※当然届きませんので、車窓から手を出さないでくださいね）。

　走っても、走っても、車窓に琵琶湖。はるか向こうに見えるのはまさか、水平線……？　さすが日本一大きい湖です。スケールのでかさにあらためて感心してしまいます。

　8月の日差しを受けて、湖面がキラキラ輝いています。まさに夏！　うまく写真に収められないのがくやしい。

　JR西日本によると、志賀駅・比良駅・近江舞子駅付近の区間は、高架橋がやや高くなっているそうです。そのせいか、眺めもぐっといい感じになっていきます。

　終点、近江舞子駅に到着しました。ここまで来ると、まるで「海の近くの駅」という雰囲気が漂います。

　あ、皆さんふと忘れていたでしょう。ここは琵琶湖。海じゃありませんよ。でも、海に近い駅の気がするのも当然かもしれません。北湖エリアは水質がいいことから、沿岸に水泳場やキャンプ場、保養所などがたくさんあります。近江舞子駅の近くにも水泳場や宿泊施設があり、夏になると水泳客で賑わいます。この日も、これから泳ぎに行くらしいグループ客を何組か見かけました。

　近江舞子駅から先には、ここからさらに乗り換えて行きます。ただ近江舞子駅から先は線路が琵琶湖からやや遠ざかります。湖西線終点の近江塩津駅まで行きましたが、ここはもうすっかり山の中の駅でした。湖西線で湖の美景色を写真に収めるならば、近江舞子駅までの区間で狙うといいですよ。

　ちょっと落ち着いたとはいえ、まだ暑い日が続くでしょう。湖西線で、夏の終わりの湖の絶景を楽しんでみませんか？