追い抜きざまに「え? お前みたいなもんが?」て顔された “免許取りたてでシャコタンに乗ることになった”漫画が面白い
人生は思いがけないことの連続だ。
漫画家のいかゴリラ(@ika_redhot)さんが、運転免許取りたてで「シャコタン」に乗ることになったエピソードを漫画で投稿しています。
運転免許を取得したものの、車を買うお金がなく悩んでいたいかゴリラさん(関連記事)。幸運にも家族のツテで車をもらえることになりました。しかし受け渡し当日、目の前に現れたのは車高を低く落とした「シャコタン」。上級者向けのカスタム車の登場に、当時19歳で運転初心者のいかゴリラさん(女性)は戸惑いを隠しきれません。
車体後方部にはウイングがついており、エンジンをかけると「ドルン ボッボッボッボ」「バルルル ボッボッ」といかつい音がする車。譲ってくれた人は「どう? すごいでしょ一体感」と笑顔で話しかけてきます。うん、それはそうなんだけども……。
速度違反自動取締装置である「オービス」の探知機が取りつけられ、オーディオを再生すると「ズンドコ ズンドコ」「ズンズンズン」とウーファー(重低音)が効いた音がする車内。いかゴリラさんは免許取りたてで、見た目だけはバリバリの「走り屋」としての日々がスタートしたのです。
初心者マークをつけ時速40キロで運転するいかゴリラさんですが、車の高い走行性に「頭文字D」風な表情で感心することもあったそう。しかしやはり中身は初心者ドライバー。車の見た目と運転技術のギャップで、しばしば「チンタラ走ってんじゃねえぞ コノヤロー!」と怒鳴られながら追い抜かれてしまったそうです。漫画に描かれた「え? お前みたいなもんが?」という追い抜きざまのドライバーの表情がなんともシュール。
ちなみに車は数年後に水漏れを起こし、廃車になってしまったとのこと。はじめは車に戸惑っていたいかゴリラさんも、喪失感を感じたようです。すっかり大切な相棒になっていたんですね……!
投稿には「10代の一発目でシャコタンに乗るのはハードル高い」「追い抜いたドライバーの顔に吹いた」などのコメントが寄せられました。
車以外にも、乗り物の面白エピソードが豊富ないかゴリラさん。Twitterアカウントには、自転車走行中に思わぬ奇跡を起こしてしまったエピソード漫画も投稿されています。いかゴリラさんの漫画「美川べるのといかゴリラのまんが飯」はebookjapanにて連載中です。
画像提供:いかゴリラ(@ika_redhot)さん
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