ニュース

「法や金は君の体を守ってはくれない」 バイク事故で“足が4つに折れた”漫画家が体験レポで伝えたいこと(1/2 ページ)

事故後もリハビリや事故調査など大変な事が続々……。

advertisement

 壮絶なバイク事故の経緯と、その後の出来事をまとめた漫画「漫画家の足が4つに折れた日」が注目を集めています。作者は『ブレイクブレイド』を連載中の吉永裕ノ介(@yoshinaga909)さん。最後のコマの言葉が、とても重い。


いつも通り安全運転していたはずなのに……

 意識が戻った時にはストレッチャーで搬送され、地獄のような痛みを感じたという吉永さん。事故は十字路の交差点で発生しました。


意識がはっきりするとすぐに激痛が

 走行中の道路には路上駐車しているクルマが1台、その前方に右折待ちのクルマが1台。道路の左寄りを走る「キープレフト」を意識していた吉永さんは、やむを得ず道路の左側から右側へ移動して、駐車していたクルマを避けて進みます。しかし、その直後に右折待ちしていたクルマが、曲がるのをやめて元の車線に戻ってきました。

advertisement

右折すると思っていたクルマが急に車線に戻ってきます

 進路をふさがれた吉永さんは、そのままクルマに激突。背中と頭を強打し、ふとももの骨を4つに折るなどの重傷を負いました。背骨にもヒビが入り、もう少しで半身不随になる可能性もあったそうです。また3カ月後に始まったリハビリは涙が出るほどの痛みが伴いました。


頭と背中をガードレールに強打

リハビリにも激痛が伴います

 さらに警察の高圧的な対応にも悩まされます。何でも後方からの衝突事故は追突側の過失とみられるケースが多く、この事故でも原因は吉永さんに大きくある思われたのか、厳しく問い詰められたそうです。


最終的には相手の過失が認められましたが……

 最終的にはクルマ側の過失が大きいと認められましたが、吉永さんの右足には現在もプレートが入ったまま。骨の接合時に右足が3センチ長くなり、バランスをとるため左靴には余分に靴底が必要となりました。


それでも事故の傷跡は深く残っています

 事故から長い時間が経過したある日、クルマを運転中にバイクの危険な走行を目撃した吉永さんが「正当性とか法や金は体を守ってはくれない」「自分の身は自分で守るしかない」と、自分の身に起きたことを思い返しながら体験談を締めくくっています。


一言一言が重い……

 漫画を読んだ人からは「貰い事故も含めて気を付けないといけないと強く思いました」「事故にあわないようにより注意していきます」といった感想が上がりました。またバイクに乗っている人からも、実際に事故にあった体験談も寄せられていました。

advertisement

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  3. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  4. 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  5. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  6. 柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
  7. 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  8. 「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
  9. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  10. 「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】