現地調達したクルマを改造して車中泊 約1年かけてニュージーランドを一周した旅女子の記録が「こんな生き方してみたい」と話題に(1/2 ページ)
旅行期間の割に、費用もかなり安くなっています。
8人乗りの5ドアミニバンを改造して、約1年かけて車中泊でニュージーランドを一周したという、とある旅人の記録をまとめたイラストがTwitterで話題になっています。
話題になっているのは、イラストレーター・いとうみゆき(@noca_m)さんの投稿。これまでにもSNSやTumblrで、イラストやマンガを公開しています。
いとうさんの旅の舞台は、南半球にある島国「ニュージーランド」。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるロックダウンの影響で、5カ月間の居候期間を含めて、約1年かけてニュージーランドの各地を回りました。その走行距離は2万3000キロにも及びます。
旅は基本的に車中泊で過ごしたそうで、使用したクルマは三菱自動車の8人乗り5ドアミニバン「シャリオ グランディス」で、これは現地で調達したそうです。
広々とした後部の座席を外してベッドを置き、キッチンスペースや収納ボックスなどを並べて、キャンピングカーに改造しました。隙間に収まるクマさんかわいい。
車中泊とはいえ、海外旅行となればそれなりに費用がかさみそう……と思いきや、1年で使った額は100万円以下だったそうです。安い……!
いとうさんが実際に車中泊をメインに旅した期間は約6カ月。ほかの期間はロックダウンの影響を受けて、働く代わりに食事と宿を提供してもらう居候生活を送っていたそうです。
車旅の期間で使ったお金は約85万円で、内訳は中古車の購入や生活費が主になっています。
費用を安く抑えられた理由はいくつかあります。まずはクルマの代金。14.5万円で購入した車体をベースに、修理や保険を含めても27万円ほどで済んだそうです。
ニュージーランドには無料で使えるキャンプ場が多いそうで、ここでもお金が節約できました。実際に泊まる場所には困らなかったそうです。
ほかにも「円高になったこと」「ガソリンが安くなった」など、100万円以下の出費で済んだ理由が説明されています。
ちなみに14.5万円で購入したクルマは、旅の最後に売り払ったそうです。14万円で売れたそうで、帰りの飛行機代や出国日までの滞在費、おみやげ代として使ったそうです。
イラストを見た人からは「とっても素敵で憧れます」「こんな生き方してみたいなぁ」といった声が集まりました。また「私もNZで車を買って1年暮らしました」など、同じようにNZで旅していた人からの感想も寄せられています。
画像提供:いとうみゆき(@noca_m)さん
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