犬「雪だーっワッショイー！」　幻想的な雪景色のなか、泳ぐようにはしゃぐワンコがあいらしい

　雪深い道を散歩しているワンちゃんが、まるで泳いでいるような様子です。寒さを感じさせないくらい楽しそう……！

　雪の積もった道で朝の散歩をしているのは、2歳のアイヌ犬「ウパシ」くん。さらさらと崩れるようなパウダースノーをかき分けて、ウパシくんは泳ぐように進んでいきます。飼い主さんが付いてきているか確かめるように振り返りながら、どんどん奥の方へと前進。楽しそうにはしゃぐ姿を見せてくれます。

　さらさらとはいえ雪の中を進むのは飼い主さんも大変そう。道はまだまだ続いています。満足したのかウパシくんは道の先を見た後、周囲の景色を楽しみながら折りかえしてきました。晴れているため木で影になっている部分の雪は青く、遠くの木の枝はぼやけたピンク色にも見えます。美しすぎる光景の中散歩ができるウパシくん、うらやましいです……！

　Twitterのリプライ欄では「サラサラパウダースノーの中を泳ぐワンちゃん」「雪ってこの子が楽しむためにふるんかな」と、ウパシくんの泳ぐような散歩姿にあたたかなコメントが集まっています。ウパシくんの名前はアイヌ語で「雪」という意味。今回の景色にぴったりすぎる素敵なお名前ですね。

　写真家でもある飼い主・川村喜一さんは、自然とウパシくんの写真をTwitter（@KiichiKawamura）やinstagram（@kiichi_kawamura）に投稿しています。写真集『UPASKUMA -アイヌ犬・ウパシと知床の暮らし』も販売中です。

画像提供：川村喜一（@KiichiKawamura）さん