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「あの声を聞いて私はジーナになれた」 「紅の豚」主演の森山周一郎さん逝去、加藤登紀子ら共演者が哀悼の意を示す(1/2 ページ)
63年にわたり芸能活動を続けてきました。
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劇場アニメ「紅の豚」のポルコ・ロッソ役などで知られる俳優の森山周一郎さんが2月8日に肺炎のため逝去していたことが分かりました。86歳でした。ファンからは「飛行機の雲の中に旅立たれたのですね」「貫禄ある吹替え大好きでした」と悼む声が多数寄せられています。
63年にわたり吹き替えや舞台、ナレーションなどの芸能活動を続けてきた森山さん。ポルコ役として出演したスタジオジブリの劇場アニメ「紅の豚」(1992年公開)は大きな反響を呼びました。
森山さんのTwitterアカウント運営事務局は2月9日、「各社報道にございます通り、俳優、声優 森山周一郎は肺炎のため2021年2月8日に逝去いたしました」とツイート。逝去したことを公表し、これまで芸能活動を支えてくれたファンや関係者に向けた感謝の言葉をつづっています。
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公表を受け、声優の古川登志夫さんはTwitterを更新し、「いつもダンディーだった森山さん。余人をもっては替えがたい声帯、あの響きが惜しまれます」と哀悼の意を表明。また、「紅の豚」にマダム・ジーナ役として出演した歌手の加藤登紀子さんは、「寂しく、懐かしく、胸がいっぱいです」「あの声を聞いて、瞬間的に、私はジーナになれたのだと思います」とツイートし、同作の収録現場で森山さんと初対面した時のことを振り返りました。
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