「うしろめたい気持ちもありました」　乃木坂46・山崎怜奈、カップリング曲の初のセンター抜擢に葛藤と感謝をつづる（1/2 ページ）

　乃木坂46の山崎怜奈さんが5月13日にInstagramを更新。27thシングルのカップリング曲「錆びたコンパス」でセンターを務めることを報告し、ファンへの感謝をつづりました。

　卒業や加入によりメンバーが変わり、現在は1期生から4期生まで総勢47人が在籍している乃木坂46。シングル発売につき、選抜された18から20人のみが歌番組やライブで前に出てパフォーマンスをするという、とても層の厚いグループです。選抜から外れたメンバーは「アンダー楽曲」と呼ばれるカップリング曲を担当し、アンダーメンバーのみでのライブ活動などをしています。

　11日、山崎さんは、自身がパーソナリティーを務めるラジオ「山崎怜奈の誰かに話したかったこと」で、6月9日発売の27thシングル「ごめんねFingers crossed」に収録されるアンダー楽曲「錆びたコンパス」でセンターを担当し、5月26日に開催される無観客配信ライブ「乃木坂46 アンダーライブ2021」の座長となったことを発表しました。

　「表題曲の歌唱メンバーに選ばれたことは、約8年間で一度もありません」と、2013年加入時より常にアンダーメンバーとして活動してきた心境を吐露した山崎さん。「アイドルが好きな方々が見たいのは『選抜』の中にいて、歌番組に出演して、ライブでも前のほうで踊っている姿なのかなと思うと、うしろめたい気持ちもありました」と、ファンの期待とアンダーメンバーとしての自分の間での葛藤を告白。

　しかし、今回のアンダー曲での初センター抜擢に「想像以上に多くの方々から、お祝いの言葉をいただき、驚きました。自分が喜ぶよりも、誰かが喜んでくださるほうが何倍もうれしいです」とコメント。「ファンの皆さんがいつも強くて優しい味方でいてくださっていること、心から感謝しています」とファンへ感謝をつづりました。

　歴史が大好きな頭脳派アイドルとして「Qさま!!」などのクイズ番組への出演や著書「歴史のじかん」の執筆など、活動の幅を広げてきた山崎さん。「アイドルも、ラジオパーソナリティーも、タレント業も、執筆活動も、すべて私の本業だと思っています」とし、「良い報告を届けられるように尽力して参ります」と、前向きな意気込みで投稿を締めくくりました。