森へおかえり……　キケンな道路をてくてく歩くセンザンコウ、サイクリング中の男性がロードキルから救う

　シンガポールで、希少な動物として知られている「センザンコウ」をロードキルから救ったという動画が、SNSで話題になっています。

　動画はシンガポール在住の男性が自身のFacebookに投稿したもの。道路を自転車で走っていると、道路を小さな生き物がテクテクと歩いていたそうです。

　自動車やバイクが走る道路をうろうろとさまようセンザンコウの様子を見かねて、男性は保護することにしたそうです。

　センザンコウには直接触れないように気を配り、自転車で行く手をふさいで道路の外に向かうよう誘導。何度かタイヤの隙間をすり抜けられてしまいますが、やがて道路から離れていきました。

　このセンザンコウは、東南アジアに生息するマレーセンザンコウと見られ、国際的な取引を制限するワシントン条約にも掲載されている生物ですが、密猟によって数を減らしており、絶滅の危機にあります。

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