千葉真一さんの長女・真瀬樹里、“偉大な父”の急逝に悔しさにじむ　「現実感がありません」「元気な声を聞いたばかり」

　COVID-19（新型コロナウイルス感染症）による肺炎で亡くなった俳優の千葉真一さんの長女・真瀬樹里さんが8月20日にTwitterを更新。千葉さんの逝去を報告し、「突然のことで、現実感がありません」と現在の心境をつづりました。

　千葉さんと故・野際陽子さんの長女である真瀬さんは、「昨日8月19日、17時26分、父、千葉真一が永眠致しました」と報告。「私は一報を受け、仕事後駆けつけましたが、最期に立ち会うことはできず…」と死に目に会うことはかなわなかったそうですが、「顔を見て、お別れと伝えたい事を言うことはできました。苦しんだとは思えないほど、穏やかな顔をしておりました」と父と過ごした最後の時間を振り返っています。

　千葉さんは7月末に新型コロナに感染し自宅療養していたものの、症状悪化のため8月8日に入院。10日前後に一度持ち直すも、肺炎が悪化して帰らぬ人になったといいます。真瀬さんは、「少し前に、電話で父の元気な声を聞いたばかりでした。私にとっても突然のことで、まだ現実感がありません。ただただ悔しいです…」と愛する父の急逝に正直な胸の内を明かしています。

　偉大な両親が天に昇り、「天国から、両親が見守ってくれていることを信じて、胸を張って見せられる仕事ができるよう、精一杯生きていきたいと思います」と千葉さん、野際さんへの尊敬の念を感じる言葉も残した真瀬さん。最後には、「生前お世話になった関係者の皆様、父を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。父の遺した作品を、これからも愛し続けて頂けたら幸いです」と千葉さんを支えた全ての人に感謝を伝えています。

　ファンからは、「お父様のご冥福をお祈り致します」「私たち世代のヒーローでもありました。残念です。謹んでお悔やみ申し上げます」など千葉さんを偲ぶ言葉が多く寄せられた他、「心をしっかり保って前を向いて下さいね ご両親はしかと天国から見守ってくれてます」「とても信じられない気持ちと、ご家族の方々のお心をお察しいたします」など真瀬さんの心に寄り添うようなメッセージも届いていました。