千原ジュニア、イタリアの珍車オブ珍車「フィアット 600」買っちゃった! 「あまりにもクルマのデザインから外れすぎている」伝説の名車(1/2 ページ)
君に決めた!
千原ジュニアさんが10月15日、自身のYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」を更新。「フィアット 600 ムルティプラ」を悩んで迷って……「買ってしまった」様子を披露しました。
どうしても気になって仕方ないクルマがあると名古屋のフィアット専門店へ訪れたジュニアさん。「4台目は買わない。クルマは絶対3台までや!」と宣言していました。「うん。追加はないけど、3台のうちのどれかが入れ替わることはあるかも……」。あ、これは……(笑)。
お目当ては1965年製のフィアット 600 ムルティプラ。ぱっと見どちらが前か後ろかも分からない、タマゴのような、食パントースターのような、チョロQのような……まん丸スタイルで、店員さんいわく「あまりにもクルマのデザインから外れすぎている(笑)」という珍しすぎるイタリアの名車です。
フィアット 500は有名ですね。また「ムルティプラ」といえば過去に「The World's Ugliest Car(世界一醜いクルマ)」として認定されたこともある、斬新デザインのあのクルマを知っている人は多いでしょう。
しかしそれらとは別に、こんなかわいすぎるクルマがあるのです。ちなみにカーセンサーで探しても多分出てはこないシロモノで、もちろんお値段はかなりひぇぇ……です。
「もうめちゃくちゃかわいい!」「すてきやなぁこれ」。21馬力のエンジンを搭載し、時速90キロ出ればもういっぱいいっぱい。そんな走行性能ではなく、フォルムと佇まい、その存在にジュニアさんはぞっこんな様子です。
試乗して「内装もシートの色も最高やわ~」。意外と立派な3列シートの車内を見渡して「奥さんも喜びそう」「ファミリーカーにいいなぁ……」などと、あれこれ1時間以上悩み続けます。「実は……ジュニアさんがきょう諦めたならば、もう次の方が並んで待っていまして」と店員さん。あー、この展開はまずい(笑)。
「今決めなあかんのかー!」「あぁぁぁ悩む。でも諦めたら、これはもう出てこないぞ」「あぁぁ! いったん、ご飯でも食べにいって頭冷やそう」。
いったん名古屋名物のひつまぶしを食べに来ましたが、頭からムルティプラが離れる気配はまったくありません。普段ならば大抵は勝つはずの……「食」どころじゃないなんてよっぽどです。もうガマンできませんでした。
「あのぉ……、購入で」。
ファンからも「ジュニアさんの車選び最高~!」「フォルムかわいすぎる」「これ欲しくなるのは仕方ない」「イタリア車購入ってどーせフェラーリとかそういうのやろと思ったら初代ムルティプラって。きょうからジュニアさんのファンを名乗ることにした」などのコメントが多く寄せられていました。フィアット 600 ムルティプラが走っているところ、ぜひ見たい! 納車後の様子、超楽しみです。
(カナブンさん)
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