「病気は嘘だ」「詐病」　堀ちえみ、誹謗中傷発言寄せられ注意呼を呼び掛け「そろそろやめにしませんか？」

　タレントの堀ちえみさんが11月26日にブログを更新。ステージ4の口腔がんの手術を受けた堀さんですが、「嘘だ」「詐病だ」との心無い声が寄せられているとして、「もうそろそろやめにしませんか？」と発言主に注意を呼び掛けています。

　2019年2月にステージ4の口腔がんであることをブログで公表していた堀さん。「未だに、私のことをステージ4の舌がんは嘘だと、クレームを入れる人がいるらしいですね」と以前から心無い声が寄せられていたことを明かしながら、「そのことにより傷つくことは、もうなくなりました」との心強い心境も記しています。

　そんな堀さんですが、最初は「生きてしまったことへの、罪悪感でいっぱいになりました」「生き残りの惨めなヤツなんだ」と辛い思いをしたとのこと。クレームの主に対して、病人の立場になって物事を考えるように諭し「本当に病気で苦しんだ人のことを、嘘だというのは罪」「私なら決して言わない」と、厳しい言葉を投げかけました。

　また、「私は許せても、周囲は腹が立つのでしょう」と、ネガティブな発言に怒りの声をあげる医師や友人が大勢いること、侮辱罪や業務妨害に該当するとして警察や弁護士が働きかけていることも明かし、「もうそろそろやめにしませんか？」「こんな負のブログは、書きたくないです」と注意を呼び掛けています。

　これまでに特発性大腿骨壊死（えし）といった国指定の難病やリウマチ、神経障害性疼痛など様々な病気に苦しんできた堀さん。口腔がんについては、2019年2月に左首のリンパにも転移していることが分かり、「かなり厳しい状況です」との病状を明かすなど（関連記事）、現在も決して体調は万全とは言えませんが、堀さんは「嘘はつきたくない」と前向きな気持ちを記すとともに「私は今目の前がキラキラして。素晴らしい人生を送っています」とネガティブな声もはねのけるほどの明るい気持ちをつづっています。