エズラ・ミラー、未成年少女の保護者と法的トラブル 「アルコール、ドラッグを与え」「カルト的な支配関係」
一方の女性本人は「毒親」と両親を批判しています。
米俳優エズラ・ミラーが未成年少女の保護者と法的トラブルに。米Entertainment Weeklyほか、複数のメディアが報じています。
報道によれば、18歳女性の両親はエズラから娘を保護するよう、弁護士を通じてノースダコタ州の裁判所へ申請しました。訴えによれば、エズラが23歳のとき、当時12歳だった女性と知り合ってから「身体的、精神的な虐待を繰り返し」「精神的に支配し、身体を傷つけ安全を脅かした」としています。
両親が裁判所に提出した書類によると、2人は2016年の先住民族居住地での抗議活動を通じて知り合い、彼らが取り組む石油パイプライン建設反対運動を支援する名目で不適切な関わりを続けてきたと主張。2017年に他の抗議活動メンバーと一緒にロンドンへ招いた際、当時14歳だった女性と「同じベッドで寝ようとした」ことや、アルコールやマリフアナ、LSDといったドラッグを与えたとの衝撃的な訴えを展開しています。
少女の両親は、エズラの行為を「カルトにも似た精神的に支配し、コントロールする行為」として批判。娘が「古典的なパートナー間の虐待、暴力行為」と「性的略奪行為」にさらされていると訴えました。女性は2021年12月に学校を退学。以来、エズラとともにニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイと各地を飛び回っているとしました。なお、ハワイ滞在時の3月と4月ににエズラは騒ぎを起こして逮捕されています。
一方でアメリカでは18歳が成人年齢とされ、女性はInstagramを通じて「私は成人として自分に保護が必要な状況だとは考えていない」と反論。退学は近しい人物を亡くしたことが原因で、エズラはそんな自分を献身的に支えてくれたと異なる主張を展開し、両親を「毒親」と批判しています。
依然として両親は訴えを取り下げる意思はなく、公聴会が7月に予定されているとのことです。エズラは俳優として、バットマン、スーパーマンを中心としたヒーローチームの活躍を描く「ジャスティス・リーグ」(2017)や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに出演。相次ぐ不祥事に両シリーズを手掛けるワーナー・ブラザースが3月末に緊急会合を開いたと一部メディアが報じていました。同社はエズラの単独主演作「The Flash」の公開を2023年に控えています。
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