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雨の日に独り鳴いている子猫を保護→すっかり元気に 先住猫との本当の親子のような触れ合いに胸が熱くなる

喧嘩番長の先住猫とも親子のような関係に。

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 6月の肌寒い雨の日に、植え込みの中に独りで隠れて鳴いている子猫を見つけて保護。やせ細っていた子猫が徐々に元気になり、先住猫と親子のようなやりとりをする光景に感動の声が上がっています。投稿は6月15日時点で、2万8000件のいいねを記録、動画は79万2000回再生されています。

 まだ生後間もない子猫を保護したのは、Twitterユーザーのねこといっしょ(@nekotoixtusho)さん。雨が降る中で力ない声が聞こえ、このまま放っておくことはできないと「責任持って、うちで大きくします」と保護することを決めました。

雨が降る中、鳴いている声を聞いて子猫を発見
その場で保護しました

 保護時は体がガリガリに痩せており、お母さんを探してずっと鳴いていたのか、声がかれていたそうです。その日は缶詰を少しだけ食べると、ずっと保護主さんの膝の上に乗ってじゃれ合っていたんだとか。人懐っこい子で、そのまま寝落ちしたり、保護主さんのそばから離れまいと体を寄せる仕草がとてもかわいらしいです。

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 子猫はしましま模様から「しま子(愛称:しまちゃん)」と名付けられました。最初のころ、ほぼ寝ずに面倒を見ていた保護主さんの愛情を受け、すぐにごはんもモリモリと食べられるようになり、部屋の中を走り回るくらい元気いっぱいな姿が見られるようになりました。たくさん遊んで電池が切れたように眠る様子も子猫らしくてほっこりします。

 保護主さんの家には5匹の先住猫たち「たぬ」「ボヨヨン」「くろちゃん」「みいちゃん」「くろち」が暮らしています。そのなかでもケンカっ早い性格のたぬさんが、意外にもしまちゃんに近づいていったそうです。

 しまちゃんもたぬさんのことが好きな様子で、2匹はまるで本当の親子のような関係に。たぬさんは我が子のようにかわいがり、しまちゃんは寝ているたぬさんにピタリと寄り添って眠ったり……。

 たぬさんは大好きだった母猫が2020年11月に虹の橋を渡ってからは、ほかの猫とは交流をもたず飼い主さんと過ごしているのだとか。ずっと他の猫たちから敬遠されていたたぬさんだけに、保護主さんはその光景を見て感慨深い気持ちになったといいます。温かい家で、新しい家族に出会えて、本当に良かった……!

 コメントでは子猫の元気になった姿に「安心しきってますね」「こちらまであたたかい気持ちになる」といった声から「尊すぎて泣いてしまう」「目頭が熱くなってしまいました」と感動する声、またしまちゃんとたぬさんの関係に「運命の出会いですね」なんて声も寄せられています。これからほかの先住猫たちとも仲良くなって、ずっと元気に過ごせますように。

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画像提供:ねこといっしょ(@nekotoixtusho)さん

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