盗んだクルマで暴走した16歳の少年が逮捕　米ミネソタ、市街地で時速225キロ　2台のクルマを巻き込む衝突事故を起こす

　アメリカ・ミネソタ州で、時速225キロ以上の猛スピードで暴走していた16歳の少年が事故を起こし、地元警察に逮捕されたニュースが海外で話題になっていました。

　事件があったのは2022年7月29日、米ミネソタ州セントポールの市街地を巡回していた保安官が、ナンバープレートを装着していないダッジ・チャージャーを発見。呼び止めて事情を聞こうとしたところ、ドライバーはクルマを急加速させて逃走しました。

　逃げた先で応援に駆けつけた警察が待ち構え、タイヤをパンクさせるストップスティックを投げましたが、あまりのスピードに対応できず失敗しました。

　警察によると逃走車両は時速140マイル（約225キロ）という猛スピードを出していたそうで、あまりに危険な運転のため、警察は通常の速度で追跡することにしました。

　暴走車両はしばらくして2台のクルマを巻き込む衝突事故を起こして停車。無関係のクルマの後方に追突した後、反対側の道路に飛び出して別のクルマと接触するという大事故でしたが、幸いなことに死者は出ていません。

　ダッジ・チャージャーで暴走していたドライバーは16歳の少年で、救急隊が到着するより早く現場で警察が身柄を確保したそうです。