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「天気の子」の聖地「代々木会館」を80分の1で精巧に再現 「平成の風景をジオラマで残したい」(1/2 ページ)
映画準拠で、屋上のほこらや非常階段など細部まで再現。
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映画「天気の子」で重要な位置を占める建物「代々木会館」のジオラマがすばらしい出来栄えです。屋上のほこらをはじめ、細部まで80分の1スケールで精巧に再現!
代々木会館は、かつて東京都渋谷区に存在した雑居ビル。同作ではヒロインが「晴れ女の力」を授かった場所として登場するほか、クライマックスの逃走シーンにも使われるなど、映画を象徴する建物といった強い印象を残しています。
現実には「天気の子」が公開された2019年に解体が始まり、現在は新たなビルが建造。モデラーのMAJIRI(@Cityscape_Std)さんは、「平成の風景をジオラマで残したい」という思いもあり、代々木会館の製作を決定しました。
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製作に当たっては公式ガイドブックを手本に、屋上のほこらや外壁の非常階段など、実物にはない映画独自の仕様に準拠。3DCADデータを元にイラストボードをレーザーでカットして枠組を作り、室外機や配管は3Dプリンターで出力、鳥居はつまようじを加工し……と、さまざまな手法が尽くされています。
約3週間をかけて完成した力作は、11月6日、「天気の子」のテレビ放送に合わせて公開されました。MAJIRIさんはブログやYouTubeで、詳細な製作風景を披露しています。
画像提供:MAJIRI(@Cityscape_Std)さん
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