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ウサギはめちゃくちゃかわいいけれど→「安易にお迎えしないでほしい」 ウサギ飼いさんが発信する“注意喚起”がかわいくて分かりやすい

ウサギ注意報が発令されました。

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 Twitterに投稿された、ウサギを飼いたい人に向けた注意喚起動画がかわいくて分かりやすく、記事執筆時点で3600件をこえる“いいね”が寄せられています。歌にあわせてポップに語られる、ウサギの驚きのライフスタイルに注目です。

ウサギはかわいいけど……?

 2023年は「ウサギ年(卯年)」です。ウサギは近年、犬や猫と同じようにペットとして飼育されることが増えていて、TwitterやYouTubeなどの各種SNSでもその姿をよく見かけるようになりました。もしかすると“今年は卯年だし、この機会にウサギを飼おう!”と思っている人もいるかもしれません。


ウサギ注意報が発令されました

卯年だからウサギを飼いたい? でも、ちょっと待って……!

 しかしとってもかわいい見た目をしているウサギですが、実際はとってもパワフルでいたずら好き。スマホのコードやカバンや衣類、壁などあらゆる大事なものをかじって破壊し、ウンチやオシッコ、牧草(ウサギのごはん)などを大変盛大に散らかします。

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 またふわふわの毛を持つため暑さに弱く、暑い時期はエアコンが欠かせません。加えてウサギの診察を行っていない動物病院は多く、体調が悪くなってから動物病院を探しても受け入れてくれる場所が見つからなかった……という話も珍しくはありません。


実はなかなかの破壊神だったり

暑さにとっても弱かったり

病院がなかなか見つからなかったりします

 さらに犬や猫と比べると表情やしぐさが分かりづらく、なつきにくくて基本抱っこは苦手。食べ物の好みは細かく、盲腸便と呼ばれるウンチを食べる習性もあります。


ウサギはうれしくても苦しくても、犬や猫ほどのダイナミックな変化はありません

ウサギはかわいいけど

抱っこはできないものだと思っておきましょう

 ここまで見てきた通り、“ウサギと一緒に暮らすこと”は簡単なことではありません。しかしウサギはとっても繊細で、ちょっとしたことも感じ取ってくれます。そしてちょっぴり分かりづらいけれど好きな人のことはちゃんと見分けて、「なでて!」とアピールしてくる様子がたまらなくかわいいのです。


好きな人にはちゃんとアピールしてくれます

「なでて!」とアピールしてくるウサギは最高にかわいいです

 投稿主のtimoccoさんはウサギが大好きで、ウサギと暮らしつつウサギのオヤツ屋さんを営んでいます。2023年は卯年ということもあってウサギを安易に飼って手放してしまう人が増え、寂しい思いをするウサギや苦労する保護団体の人たちが増える……という悲しい流れを少しでも減らしたいと思い、この動画を作ったのだそうです。

 動画制作にあたっては、「ウサギの飼育でこういうのはダメ! という戒め系の情報発信は割と多いので、怒られる感じではなく『や~めとこ♪』と明るく思えるよう心掛けた」とのこと。確かに明るい音楽とかわいいイラストでできたこちらの動画であれば、「そうか、それならやめておこう……!」とポジティブに考えられる人も多そうです。

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 TimoccoさんはTwitter(@timocco310)に、一緒に暮らしているウサギたちの写真や動画、ウサギに関する自作の動画などを投稿しています。ウサギが好きな人、ウサギに興味がある人は遊びに行ってみると良いかもしれません。

ダブルなでなで
ウサギと暮らすと壁は大体こうなる
お気に召したもよう

画像提供:timocco(@timocco310)さん

三日月 影狼

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