出産を終えた母猫、飼い主が子猫を連れて行くと……　怒りながらも信頼が見える姿に「母は強し」「愛を感じる」の声

　YouTubeチャンネル「にゃんたまHOUSE」に、赤ちゃんを連れていくと激おこになるお母さん猫の姿が投稿されました。動画は記事執筆時点で160万回再生を超え、4万2000件をこえる“いいね”が寄せられています。

　投稿主であるたまさんのお家には、ベンガルの「ベル」ちゃんと「テト」くん、その子どもたちである「ニコ」くん、「リン」ちゃん、「ノア」くんの３きょうだいと保護猫の黒猫「ナナ」ちゃんの6匹が暮らしています。

　動画は、ベルちゃんが2019年3月5日に2度目の出産を迎えたときに撮影されたもの。ベルちゃんは実は2018年にも出産を経験しているものの、そのときに生まれた2匹の子猫は残念ながら生まれて間もなく虹の橋を渡ってしまったのだそうです。

　そんな悲しい過去を持つベルちゃんですが、2度目の出産ではとっても元気な3匹の子猫を産むことができました。お産のときはたまさんに甘えて「なでてほしい」と要求していたベルちゃんですが、子猫を産んだ瞬間に「母」になった様子。体重を測ろうとたまさんが子猫たちを手にとると、突然ぶち切れモードに突入したのです。

　まず長女リンちゃんを連れて行くと、ベルちゃんは「何をしているんです？」と言わんばかりに鋭い眼光で見つめてきます。リンちゃんの体重が86グラムだと分かったので、次は次男ノアくんの体重を測ってみましょう。

　リンちゃんを元の場所に戻してからノアくんを連れて行きますが、なぜかベルちゃんはノーリアクション。ノアくんは体重108グラムと大柄なので、他の2匹より感じる不安が少なかったのかもしれません。

　最後に長男ニコくんを連れて行くと、ベルちゃんは「返しやがれです！」といわんばかりに大きな声で鳴きながら取り返しにいきます。ニコくんは体重が77グラムときょうだいの中でも一番小柄だったので、特に心配だったのかもしれません。

　ぶち切れといいつつも激しく怒ったり攻撃をしたりはせず、最後にはたまさんのなでなでを受け入れていることから、ベルちゃんがたまさんを心から信頼していることが伝わってきますね。

　子猫たちの健康状態や成長具合を確認するためには、定期的な体重測定をする必要があります。しかし子猫に人間の臭いが付くと母猫が育児放棄をする可能性があるため、たまさんは手袋着用の上で、慎重に体重測定を実施していました。

　こちらの動画には、「最後の飼い主さんの『ごめんなさい』に果てしない愛情を感じました」「出産した瞬間から母になっているベルさま、偉いです」「怒ってても甘えるような鳴き声だからよっぽど信頼あるんだろうな」といった、たくさんのコメントが集まっています。

　たまさんはYouTubeチャンネル「にゃんたまHOUSE」とTwitter（@Tama27u0916）、TikTok（@tama27u916）に6匹の猫たち＆パパさん（@you_nyanpapa）と暮らす日々の様子を投稿しています。

画像提供：YouTubeチャンネル「にゃんたまHOUSE」

（三日月 影狼）

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