道端で迷子のゴールデンレトリバーを発見、一時保護した2日後……　心あたたまる同居犬との思い出と奇跡が感動を呼ぶ

　YouTubeチャンネル「ギンちゃんねるCreamGoldenGin」に投稿された迷子のゴールデンレトリバー保護の動画が、「保護してくれた方たちの底知れぬ自然な優しさに涙が溢れました」「こんな優しい人に保護されたわんちゃんも、素敵な冒険と思い出になったことでしょうね」と感動を呼んでいます。動画は記事執筆時点で53万回再生を突破、6600件を超える高評価を獲得。

　話題となっているのは6歳のゴールデンレトリバーの男の子「ギン」ちゃんと、その飼い主さん、そして迷子だったところを保護されたゴールデンレトリバーの女の子です。

　迷子の犬に出会ったのは、仕事帰りだったパパさんのお誕生日の日でした。大きなワンちゃんが車通りの多い道路を渡ろうとしたり戻ったりしているのを見かけ、危ないので様子を見に行くと、そこには首輪も何もつけていないゴールデンレトリバーの女の子が！　パパさんにすぐに尻尾を振りながら寄って来たその子は、身体にたくさん植物の種がついていて、おなかが少し汚れていました。しばらくその場で一緒に飼い主さんを探しましたが心当たりのある人は現れず……。

　家で一緒に暮らしているのもゴールデンレトリバー。放っておけるはずもなく、ママさんと警察に連絡を入れ、連れて帰り家で保護することにしたパパさん。普段はギンちゃんが乗っている車に乗せられた迷子犬は不安そうなお顔です。まだ警察に迷子犬の届けはなく、他の犬と暮らしたことのないギンちゃんとの相性にも不安を抱えつつの帰宅でした。

　玄関で対面したギンちゃんと迷子犬は、心配をよそにごあいさつ。マイペースでおだやかなギンちゃんはすぐに受け入れてくれました。警察からの連絡を待ちながら、迷子犬にもギンちゃんと同じごはんをあげるとすぐに食べてくれて、その夜はみんなで仲良くお散歩を楽しみます。

　お散歩の後、ギンちゃんのテリトリーに配慮して玄関に急ごしらえしたスペースで眠ってくれた迷子犬。どのくらいの時間、どんな冒険をしてきたのかは本犬にしか分かりませんが、ここが安心な場所だと分かっているようですね！

　それからすぐ迷子犬を探していた飼い主さんと警察経由で連絡が取れ、迷子犬は本当の飼い主さんの元に帰ることに……。ギンちゃんの家には二晩お世話になりました。

　飼い主さんの元に帰る日、待ち合わせの場所までギンちゃんとパパさんと最後のお散歩。家を出る2匹の顔や仲良く並んで歩く姿は、まるで兄妹のようです。たった3日だけだったけど、優しいお兄ちゃん犬とパパママと過ごした日々は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

　飼い主さんにお届けし、迷子犬は4歳で「ラッキー」ちゃんという名前だと判明しました。ゴールデンレトリバーの扱いに慣れていて、ごはんや寝床の用意もすぐにできる飼い主さんと出会った、その名の通り幸運なラッキーちゃん。パパさんにとっても、かわいいラッキーちゃんを無事保護出来た日は“最高の誕生日”になったそうです。またいつか会える日まで元気で……もう迷子になんてなっちゃダメだよ！

　動画には、「適切に保護されてとても運がよかった。ありがとう」「なんか家族が増えたようで本当幸せな時間でした」「ぎんちゃんのお嫁さんきたのかしら？と思うくらい、馴染んでましたね」といったコメントが多数寄せられています。

　またひとりっ子に戻ったギンちゃんの、飼い主さん夫妻との笑顔の毎日はYouTubeチャンネル「ギンちゃんねるCreamGoldenGin」の他に、Instagram（@gin_yama_gol）でも見られますよ！

画像提供：YouTubeチャンネル「ギンちゃんねるCreamGoldenGin」

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