お寺に「助けて」とやってきた痩せた子猫 先住猫のアシストで無事に保護して1カ月後→元気に遊ぶ姿にほっとする
ひとりで頑張ってきたんだね。
お寺に1匹でやってきた子猫を保護するまでの動画がYouTubeチャンネル「那須の長楽寺」に投稿されました。動画は、記事執筆時点で79万3000回以上再生され、「このお宅を見つけたこの子は幸せ者」「冬になる前に、暖かいお家が見つかって本当によかった」とコメントが集まっています。
栃木県那須郡にあるお寺「長楽寺」には、住職であるお父さん、お母さん、娘さん、そして7匹の猫ちゃんたちが暮らしています。ある日の夕飯時、玄関から子猫の鳴き声が聞こえ、先住猫ちゃんたちがぞろぞろと集まってきました。住職さん家族も見に行くと、そこには白黒柄の子猫の姿が。おなかがすいているのか、助けを求めて1匹でここまでやってきたようです。
突然の出来事に住職さん家族は「どうしよう」とパニック。それでも、最初から保護する前提で話し合う様子には感心させられます。玄関のドアを少しあけてみると、子猫は先住猫たちに近づこうとするものの、どうやら人間が怖いもよう。お家の中に入りたそうですが、なかなか勇気がでないみたいです。
そこで猫ちゃんたちのお母さん的存在「ミー子」ちゃんが出陣。玄関の前で戸惑っている子猫の様子を見に行きます。するとミー子ちゃんは「このお家は大丈夫だよ」と教えてくれたのか、子猫を連れてきてくれました。そして、素早く住職さんが子猫をキャッチ! 無事に子猫の保護に成功したのです!
最初は少し怖がっていた子猫ですが、ちゅ~るをあげると一目散にぺろぺろ。「うまい! うまい!」と聞こえるように鳴きながら、たくさん食べてくれます。その後、軽く体を洗ってもらい、ドライヤーで乾かしてもリラックスしている様子の子猫。安心できるお家だと分かってくれたのか、住職さん家族に喉をゴロゴロ鳴らしながら甘えます。
それから子猫は、鍵しっぽの男の子だったことから「キー」くんというお名前をもらい、獣医師さんの許可がでるまでケージで生活。すっかり大きくなった1カ月後、ワクチンも済ませたキーくんは先住猫さんたちにかわいがられながら、幸せな家猫生活を送っています。
動画には「ミー子母さんと住職の連携が素敵過ぎました」「パニックながらも一致団結で保護する御一家に感動しました。『どうする?』がどうやって保護する?なのが凄すぎます」「この子猫は保護されて幸せですね。心あたたまる動画ありがとうございます」といった反響が寄せられています。
さらににぎやかな8ニャン暮らしとなった投稿者さん家族の日常は、YouTubeチャンネル「那須の長楽寺」で見られる他、サブチャンネル「那須の長楽寺 サブチャンネル」、Instagram(@nasuno_chourakuji)、X(Twitter/@nasu_chourakuji)にて公開されています。
画像提供:YouTubeチャンネル「那須の長楽寺」
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