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参加資格は「日本国籍保有者」 自衛隊駐屯地で開催予定のスポーツ教室中止に 運営謝罪「人権上の配慮欠いた」(1/3 ページ)
2024年2月に開催予定でした。
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公益財団法人朝霞市文化・スポーツ振興公社(埼玉県朝霞市)は、日本国籍を持つ小学生を対象に、2024年2月18日に開催予定だったスポーツ教室を中止すると12月14日に発表しました。同団体は参加条件が「人権上の配慮を欠くもの」だったとしています。
「日本国籍を有する小学4~6年生」が対象だった
開催予定だったのは「オリンピアンに学ぼう!小学生スポーツ教室」と題したイベント。自衛隊体育学校所属のトップアスリートからレスリング・近代五種(フェンシング・レーザーラン)を楽しく学べるという触れ込みでした。
開催場所は朝霞市の陸上自衛隊朝霞駐屯地内にある自衛隊体育学校で、参加対象は「日本国籍を有する小学4~6年生」としていました。
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12月15日を応募締め切りとしていましたが、その前日に朝霞市文化・スポーツ振興公社は公式サイト上で文書を発表。スポーツ教室の参加条件としていた「日本国籍保有者」について、「参加対象者をこのような理由で制限することは、人権上の配慮を欠くものであり、主催者として心より深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
同団体は「改めて開催に向け調整を図ってきた」としつつ、会場の管理上の問題により、教室はやむを得ず中止することになったと説明。「一度ご案内をしておきながら中止とすることは、楽しみにしていた皆様には大変申し訳なく、重ねてお詫び申し上げます」とコメントし、今後は「人権に配慮し、皆様にご参加いただけるような事業内容の検討を行ってまいりたいと考えております」と伝えました。
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