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吉本興業、松本人志さんの週刊誌報道に「お詫び」 事実確認を進め「説明責任を果たす必要」(1/3 ページ)

当初は“事実無根”としていました。

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 吉本興業は1月24日、「ダウンタウン」の松本人志さんが週刊文春に掲載された記事に関して、「ファンの皆様及び関係先各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけしております」とお詫びした。


文藝春秋ほか1名に対して提訴した松本さん(左)(画像は「吉本興業」公式サイトから)

 吉本興業が公式サイトにおいて「週刊誌報道等に対する当社の対応方針について」と題して公開したもの。「私的行為とはいえ、当社所属タレントらがかかわったとされる会合に参加された複数の女性が精神的苦痛を被っていたとされる旨の記事に接し、当社としては、真摯に対応すべき問題であると認識しております」とコメントしている。

 2023年7月以降、吉本興業ではコンプライアンスの徹底とガバナンスの強化として社外有識者を交えたガバナンス委員会を設置、複数の外部弁護士をコンプライアンスアドバイザーとして招聘している。その助言を受ける形で、「外部弁護士を交えて当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めている」と報告している。

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 ガバナンス委員会では、「所属タレントが提訴した訴訟の経過も注視しつつ、事実確認をしっかり行った上で、何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある」「当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いたように思う。時間がない中での対応とはいえ、今後慎重に対応すべきである」との指摘を受けたとも。

 記事が掲載された2023年12月27日に吉本興業は“事実無根”と否定。タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものとして法的措置を検討することを明らかにしていた。なお、1月22日には松本人志さんが本件に対して、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起したと発表している。

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