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日大、重量挙部で違法金銭トラブル 幹部が奨学生から「入学時の納付金」を全額徴収→私的利用 「深くお詫び」(1/3 ページ)
保護者に対し「虚偽の案内」をしていました。
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日本大学は7月12日、重量挙部で金銭的な違法行為が行われていたことを公式サイトで公表しました。
部活動は継続
日大は発表の中で、重量挙部において2023年12月までの10年間、入学時の大学への納付金(入学金や授業料など)の全部、もしくは一部を免除されている奨学生部員から、納付金全額を代理徴収する違法行為があったことが、調査により分かったとしています。
同部幹部Aは部内に指示して、奨学金制度の対象となる新入学・入部予定者の保護者に対し、同制度による納付金の免除は2年目からであるなどと虚偽の記載のある入学案内及び納付金の請求書を送付し、重量挙部の金融機関の口座に金銭を振り込ませたといいます。幹部Aはその内、免除額に相当する金銭を現金化して自己の管理下に置き、その多くを私的に使用していたと認めているとのことです。
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日大はすでに幹部Aに対する責任追及の手続きを開始。また、11年以上前から同様の違法行為がなかったか調査を継続しているとしています。
今回の不祥事について大学側は「被害者及び保護者の皆様に対して深くお詫び申し上げるとともに、本学として被害回復に向けた手続きを開始致しましたので、お手数をおかけしますが、ご協力のほどをお願い申し上げます」と謝罪。なお、部員には一切非がない事象だとして、部の活動は継続するとしています。
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