『100日後に死ぬワニ』から4年 続編『100日後に死ぬ×ネズミ』スタート(1/2 ページ)
漫画『100日後に死ぬワニ』の続編『100日後に死ぬ×(バッテン)ネズミ』を開始すると、作者のきくちゆうきさんが発表しました。8月21日からきくちさんのXで連載されます。
続編の内容は
『100日後に死ぬワニ』は、2019年末から2020年3月にかけてきくちさんがX(Twitter)で毎日連載していた4コマ漫画。ワニとその仲間たちの日常を描いていました。「ワニの死」が確定しているタイトルから、どんな結末になるのか気になる人が続出し、最終回は180万件を超えるいいねを獲得する話題となりました。
きくちさんは、双葉社から続編を描いてみないかという話があったと経緯を説明。自身は続編を描くつもりはなかったものの、4年たった今も「続編を読みたい」などの声があり、徐々に気持ちが変わっていったと話しています。
続編では「その後」のネズミの日常を描く内容となり、「今を生きている者として、『ネズミはどうなっていくのだろう?』『ワニはどうなったのか?』などと思いながら読んでいただけるとうれしいです」ときくちさんは自身のXで述べています。
きくちゆうきさんコメント
双葉社さんからきっかけをいただき、再びワニとネズミのお話を描くことになりました。100日後を迎えたあの日から月日が経った新たな100日間の世界を描いています。
終わらせるべきことを終わらせて前に進もう。というメッセージを込めた作品です。
ネズミとワニとその仲間たちの生き方を見てくださるとうれしいです。
双葉社コメント
日本中が100日間を見守った、あの『100日後に死ぬワニ』から、4年の歳月が流れました。
今の時代、生きづらさを感じていたり、友人や隣人のことを理解しているつもりでも理解しきれないでいたり、そんな閉塞的な世の中に、何かしらの問題提起する新作品を描いていただけないかと、きくちゆうき先生に依頼をさせていただきました。
そこで、きくち先生が描いてくださったのが『100日後に死ぬ×(バッテン)ネズミ』となります。
テーマは「自分らしく生きること」ーー。近くにいる相手を知っているようで知らない時代に「寄り添うことの大切さ」となります。親友や恋人、親など大事な人が突然いなくなったとしたら、アナタならどう生きていきますか? そんな問いに対する答えのヒントを、本作から見つけていただけたら幸いです。
(C)きくちゆうき・双葉社
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