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「台風10号」で活躍した“地下神殿”、まさかの掃除方法に注目 「大変な仕事」「お疲れ様です」(1/2 ページ)
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“地下神殿”と呼ばれる埼玉県春日部市の治水施設「首都圏外郭放水路」。先日の台風10号で増水した川の水を受け止める役目を果たしたあとの清掃の様子が「人力で…お疲れ様です」「大変な仕事」と反響を呼んでいます。
人力で掃除する様子を公開
国土交通省江戸川河川事務所は9月11日、X(Twitter)で台風10号後の地下神殿の様子を公開。台風の影響で流入した水をポンプで排水した後に、底にたまった泥を維持管理を担当する川村建設が人力で掃除している様子が見られます。
「排水翌日の9月2日からの通常見学を再開するため、2日の午前中に急ピッチの作業が行われました」(江戸川河川事務所)とのことで、大変さがうかがえます。
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Xでは「そこは手作業なんだ」「人力で掃除!?」と驚く声や、「大変な作業をありがとうございます」「あの広さの地下神殿の掃除お疲れ様です!」と感謝やねぎらいのコメントが寄せられています。
台風10号で増水した水が流れ込む様子
首都圏を守る神殿
首都圏外郭放水路は、低地が広がる中川・綾瀬川流域の浸水被害を抑えるために地下50メートルを貫く総延長6.3キロメートルのトンネル形式の放水路として建設されています。
流域の河川が氾濫した際には河川の水を引き込み集め、調整しながら江戸川へと放流。その施設の一部である調圧水槽には59本の巨大な柱が林立し、見た目から“地下神殿”とも呼ばれています。
特撮番組などのロケ地としても使用されており、ファンの間では“聖地”として親しまれています。一般の人が調圧水槽などを見られる見学会も行われています。
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