「目の前で奇跡が」 予想外の道具で描く絵画が1300万再生→魔法のようなテクニックに「なんて美しい」【台湾】(1/3 ページ)
雨の音が聞こえてきそう。
ヘアコームなどの道具を使って雨の日のワンシーンを描く動画がYouTubeで話題になっています。驚きのテクニックが反響を呼んでおり、記事執筆時点で1396万回以上再生されています。
この動画を公開したのは、台湾の人気お絵かき系YouTuberであるYouTubeチャンネル「Jay Lee Painting」(@jayleepainting)のJay Leeさんです。さまざまな道具を駆使して感動的な美しい絵画を描く動画を公開しており、フォロワー数は590万人を突破しています。
さまざまな道具を使って描く“雨の日”
まずは、青系と黒系のアクリル絵の具を流れ星のようにキャンバスに大胆に乗せていくLeeさん。
その絵の具をハケでなじませたら、食器洗い用のスポンジの固い不織布側を使ってポンポンとしながら、雨の日のざらざらとした視界をリアルに表現していきます。
次に筆を下から上に向かって滑らせると、途端に並木が出現。再びスポンジを使いながら、ヘリの部分で道路の縁石を描いたら並木道となりました。この時点で、一本道を遠くに眺めている風景画であることが分かります。
ヘアコーム登場!
Leeさんはついにヘアコームを取り出すと、絵に向かって水平に沿えて、道の向こうの方にそっと歯を当てます。そして、流水紋を描くよう左右に移動させながら模様をつけていきます。コームを手前まで移動させたら道の遠く側に戻り、今度はより細かく左右に揺らしながら模様を描きます。その手法で何度か重ねて描いたら、上からスポンジでなじませます。
他にもフォークやゴムで束ねた綿棒、洗濯バサミでつまんだ綿などを使いながら雨や街灯の光などを再現していき、最後は中央部分に傘を差して歩いている人の後ろ姿を描いたら完成です。
コームで再現したのは、次々と降り注ぐ雨が水のたまった地面に波紋をつけている様子でした。雨の恵みにより生き生きとした草木の姿が街灯によって浮かび上がり、神秘的な雰囲気の1枚に仕上がっています。
あまりに美しいアクリル絵への環境
この動画には「アーティストはマジシャンだ!!!」「あなたはまさにスーパーです」「目の前で奇跡が起こった」とテクニックに驚く声の他、「黒い筆で下から上になで上げた途端に急に雨の中の道が見えてくるのまさしく芸術だなぁ……」と過程に感動したという声も寄せられていました。
画像はYouTubeチャンネル「Jay Lee Painting」(@jayleepainting)から引用
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