歌、絵、そして──クリエイターができること:ねとらぼ
自分にできることはなんだろう。クリエイターたちも考えている。
東北・関東大震災の甚大な被害を目の当たりにして、自分は何ができるのだろうか。クリエイターたちはそれぞれの方法で動き始めている。
音楽家の菅野ようこさんは「きみでいて ぶじでいて」という歌をYouTubeに公開した。
スキマスイッチは「奏」を歌ってYouTubeで公開した。佐藤竹善さんのブログに掲載された、スキマスイッチの2人からのメールには「僕らに出来ることはないかと話し合いをした結果、歌をYouTubeでアップする事にしました」とある。
曽我部恵一さんは新曲「春の嵐」をYouTubeで公開し、ブログではMP3/WAVで無料配信している。
浜崎あゆみさんはチャリティーライブの実現に向けて動いていることをTwitterで明らかにした。ミュージシャンが義援金を送る動きも活発になっている。
Ustreameでライブを配信しているDOMMUNEは3月13日に緊急配信を実施した。来日したシカゴハウスのパイオニア、ラリー・ハードさんが予定していた興業が全てキャンセルになった中、「地震の被災者の方々と我々日本人全員に捧げる音楽をプレイしたい」との申し出があったという。
漫画家の井上雄彦さんは、「smile」と題した笑顔のイラストをTwitpicに投稿し続けている。現在は71枚のイラストがハッシュタグ「#prayforjapan」「#tsunami」とともに公開されている。
講談社の漫画誌「モーニング」「モーニング・ツー」の作家陣は応援イラストを寄せている。
漫画家の赤松健さんは、「『応援のための絵』とか、そういう即興芸術っぽいことは苦手なので」と、節税しながら募金をするコツをツイート。寄付は法人で行うこと(全額が損金扱いになるため)といった注意点を挙げている。その後「『電源の要らない安価な娯楽」として、マンガ雑誌は有用という話もあるんです。搬送さえできればね。だから、頑張って描いていきましょう!>漫画家の方々」とツイートした。
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