日本一人気のないゆるキャラ「まっくん」のサイトが進化していた
自虐とゆるさが入り交じっていた長野県南箕輪村のキャラ「まっくん」のサイトがおニューになっていた。
「ゆるキャラグランプリ2011」で最下位になった長野県南箕輪村のキャラ「まっくん」。本人をして「テキトーな作り」と言わしめた特設サイト(公式つなぎサイト)がこのほどリニューアルし、「オフィシャルサイト」になった。
軽くおさらいしておくと、まっくんは「アカマツの妖精」という設定で、まつぼっくりをモチーフにしている。2011年のゆるキャラグランプリでは、長野県の「しまちゃん」と並んで348位と最下位だった。リニューアル前のサイトでは「日本一人気のないキャラクター『まっくん』特集」と自虐的なタイトルを掲げていたほどだ。
シンプルすぎる前のサイトと比べ、新しいオフィシャルサイトは森の写真をバックに、まっくんのアニメーションが歩いていてちょっと凝っている。森の中のまっくんの写真をクリックすると、「まっくんの立て看板に顔はめしたまっくん」という謎の写真が表示される。ブログやプロフィール、グッズ情報のほか、まっくんは「植物や動物を大切に思うみんなの想いから生まれた」というちょっといい話な誕生秘話もある。
ところで、自虐とゆるさが入り交じって何とも言えない味があった以前のつなぎサイトも、トップページのトウモロコシをクリックするとアクセスできる。「まっくんサクセス・ストーリー」はいつの間にかSeason2までできており、それによると、まっくんはキーボードでの文字入力が苦手で「っ」の出し方が分からないと悩んでいたらしい。さらにつなぎサイトの「中の人」インタビューで、まっくんのPRは別の部署の管轄だが「勝手にサイトを製作した」「まさか決裁が通るとは思わなかった」と衝撃の事実も明らかにされている。
まっくんには「たくさんのお便り」が寄せられているそうだが、今年のゆるキャラグランプリでは最下位脱出なるだろうか。
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